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韓国:「非正規法案再議論」否認あるいは否定
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キム・ハンギル院内代表、「非正規法案再議論」否認あるいは否定

ウリ党指導部、再議論に合意した李相洙労働を非難も

チョン・ヨンジン記者 jeremi20@jinbo.net / 2006年11月29日16時25分

非正規法案について民主労働党とヨルリンウリ党院内代表部間の緊急会見の結 果が出てきた。民主労働党はこれに対して「みじめな心情」と語った。

イ・ヨンスン民主労働党公報副代表は国会でこの日の午前から進められたヨル リンウリ党指導部との面談の結果をブリーフィングし、「与党の責任ある回答 があることを期待したが、状況は好ましくない」と述べた。

面談の結果、ヨルリンウリ党はキム・ハンギル院内代表をはじめ、主な指導部 が7日に合意した再議論を全面的に否認したり否定する態度の発言一色だった。 これで非正規法案関連の政界内での再議論は一種の「猶予」という意味でしか なく、実際の「議論」の概念ではなかったことがあらわれた。

ヨルリンウリ党指導部、再議論解釈それぞれ、言い換えで一貫

イ・ヨンスン議員はブリーフィングを行いながら「再議論に対する(ヨルリン ウリ党指導部の)発言を通例を逸脱しない程度に引用する」と会見でやりとり された対話の主な内容を伝えた。面談に臨んだヨルリンウリ党指導部が言葉 を翻す態度を克明に示すためだ。

まずキム・ハンギル院内代表は「再議論」の合意について「長官に会ったとこ ろ、長官が言葉を変えたのかはわからないが、そんな合意はなかったといった」 とし、関連の内容は全く知らないかのように反応した。しかし当時、李相洙 (イ・サンス)長官との「再議論合意」以後、「ヨルリンウリ党のキム・ハンギ ル院内代表と権永吉議員団代表も、こうした再議論に合意したことがある」

イ・モッキ非常対策委戦略企画委員長は発言が激し過ぎたため、イ・ヨンスン 議員は自己規制しながら伝えなければならなかった。イ・ヨンスン議員は「李 相洙長官が不適切に再議論を語った」というイ・モッキ委員長の言葉を伝えな がら「『不適切だった』という趣旨の発言を非常に露骨に表現し、長官にとて も迷惑をかけるかもしれないのでイ・モッキ議員の具体的な表現は伝えない」 と話した。

会見に参加した環境労働委のウ・ウォンシク議員は「再議論をするなら、代案 を持ってこなければならないのではないか」とし、民主労働党が代案を持って こないから再議論ができないと話した。

しかしイ・ヨンスン議員によれば、民主労働党は再議論に合意した後、「三日 に一度の割合で持続的にヨルリンウリ党をはじめとする政界が議論のテーブル を用意すること」を要求してきた。こればかりでなく「段炳浩議員を交渉担当 議員に選び、テーブル構成」も要求した。

一方、会見の前から警衛権を発動しろなどの強硬な発言を吐き続けた法司委所 属のソン・ビョンリョル副代表は「その日に議論された再議論は、法司委次元 の議論だった」とし、李相洙長官との「再議論」の意味をできるだけ小さくし ようとした。

これに対してイ・ヨンスン議員は「今日ヨルリンウリ党指導部は再議論の約束 についてのそれぞれの解釈を示した」とし、「政府与党の指導部にある人たち がこうして各々が理解し解釈しているので、初めからまともな再議論はできな かったような気がする」と話した。

イ・ヨンスン、「『再議論』はマスコミでも報道された内容」、「公党としての責任を持て」

それと共にイ・ヨンスン議員は「公党間の交渉と議論には責任が従う」とし、 「一方では一言を与え、片方では再議論は条件ではないと言い、片方では再議 論はまったく必要ないとも言う」とヨルリンウリ党の指導部を批判した。

イ・ヨンスン議員はまた「長官とヨルリンウリ党院内代表の立場はすでに当日 のマスコミでも報道された内容」とし、ヨルリンウリ党が言葉を翻したことを 叱責した。またイ・ヨンスン議員は「今日の与党指導部面談は、なぜ私たちが 非正規職法案強行処理を阻止しなければならないのかを明らかに確認させた」 と話し、ヨルリンウリ党に対して「これ以上非正規労働者の神聖な生存権を愚 弄しないよう望む」と警告した。

結局、ヨルリンウリ党は再議論そのものを否定したり再議論の当事者であった 李相洙長官を叱責する形で、民主労働党との会談を終えた。これは、前から明 らかにしていた年内処理の方針に対する迂回的な意志表現と確認できる。その ため今定期国会の日程がいくらも残らないだけに、今後、非正規法案処理をめ ぐり巨大両党と民主労働党の間での攻防が激しくなるものと見られる。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-30 05:05:13 / Last modified on 2006-11-30 05:05:13 Copyright: Default

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