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韓国:ストライキ200日、「われわれはまた働く」
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ストライキ200日、「われわれはまた働く」

[インタビュー] ユ・ジェジン公共連盟・建設エンジニアリング労組マニョン支部組合員

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年11月27日12時55分

また一つの長期闘争事業場

また一つの長期闘争事業場ができた。200日程度でなければ長期闘争事業場扱 いもされない残念な状況に、また一つの労組が長期闘争事業場として名前を登 録したのだ。この労組は、公共連盟全国建設エンジニアリング労組マニョン 支部だ。

200日、今決死抗戦だ。

24日、安養ボムゲ駅のエメラルド・ビルの前では、マニョン支部のストライキ 200日をむかえ、総力闘争決意大会が開かれた。エメラルドビルの11、12階に は、マニョン支部労働者が戻りたい作業場がある。

マニョン支部は5月9日から全面ストライキに突入した。彼らが要求したのは、 雇用の安定だった。

「こんなに長い時間がかかるとは思わなかった」

200日のストライキに参加するユ・ジェジン組合員の話を聞いてみた。マニョ ン支部のユ・ジェジン組合員はマニョンエンジニアリングで3年以上働いてき た。彼は「私が頑張って働けば、会社がうまくいくだろう、会社がうまくいけ ば私もうまくいくだろう」と話し始めた。毎日繰り返される徹夜と夜勤でつら かったが、彼は自身の労働に対する自負心と会社に対する自負心で、最善を尽 くして働いてきた労働者だ。

ユ・ジェジン組合員

ユ・ジェジン組合員は200日間の闘争について「こんなに長い時間がかかると は思わなかった」とため息で答えた。

「道路設計を担当していた。3年の間頑張って働いたのに、前事業主が金にな らないという理由で一方的に会社を売却しようとした。前事業主は会社を売却 するにあたり、私たちに勝手に整理しろと話した。われわれは座ったままやら れているわけにはいかなかった。それで労組を作った」

こうして闘争は始まった。

「共に働きたくて、労組を作った」

「初めは一緒に働いていた同僚が好きで始めた。共に働きたかったから始めた。 不安な雇用問題を共に解決するために労組を作ってストライキに入った」

3月、一方的な会社の売却で発生した雇用不安を解決するために、彼らは労組 を作り、合法的な手続きでストライキに突入したが、使用側から戻ってきたの は交渉どころか不法代替人材投入、外注チンピラの暴力、女性組合員へのセク ハラ、契約職の集団解雇、告訴告発と損賠仮差押さえだった。数えきれない程 面談を要請したが、使用側は無視し続けている。

労働者たちは不法を行う使用側に怒りを表した。

「私が働かなければ会社が止まるかもしれなかった。しかし使用側は不法に代 替人材を投入して、発注先に金を出して時間をかけて事業を中止させるといっ た調子で会社を運営した」

いわゆる法に従った合法的な手続きでストライキに突入したが、労働者たちの 側には誰もいなかった。むしろ使用側の不法代替労働投入に対して水原地方裁 判所は使用側に味方し、地方労働委員会も問題解決をせずにいる。そうして 200日という長い時間が過ぎたのだ。

200日の集中集会が開かれた24日、マニョン支部組合員と彼らの闘争に連帯す るために集まった連帯単位は、安養地方労働庁を抗議訪問した。そして面談を 進行した。安養地方労働庁が解決すべき労使紛糾は、マニョン支部の件だけだ が、これを解決することができずにいる。

集中集会でヤン・ギョンギュ公共連盟委員長は「200日、この日は記念する日 ではなく、怒りを胸に刻み、今の闘争を勝利に導くために新しい闘争を始める 日」と話した。

京仁地方労働庁安養支庁は事件を解決するどころか戦闘警察で労働者たちの進入を防いでいる。

共に戦って勝つ

ユ・ジェジン組合員は200日の中で最もつらかったのは「仲間の裏切り」を選 んだ。誰かは離れ、誰かは残って闘争する現実が残念だが、ユ・ジェジン組合 員は希望だけを見ようと努力していた。ユ・ジェジン組合員は「労組を始めた とき、私の問題さえ解決すればいいと思っていた。ところが単に私だけの問題 ではなかった。共に闘争し、互いの問題を解決することが、私の問題を解決す ることでだった」と話した。

労働者たちは「誰が不法なのか」と尋ねた。

「今残っている人は勝利する資格がある。また現場に戻る資格がある人々だ。 そして今われわれは、友人ではなく同志だ。一瞬でも横にいてくれる大切な 同志だ」

ユ・ジェジン組合員は「必ず勝利する」と話した。そして自分たちよりさらに 苦しい闘争をしている長期闘争事業場の仲間を心配した。彼らは共に肩を組み、 また働くために闘争している。

現場に帰ろう。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-28 05:26:08 / Last modified on 2006-11-28 05:26:09 Copyright: Default

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