本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:5部署長官、政府談話文を発表
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1164393052533St...
Status: published
View


5部署長官、政府談話文を発表

「暴力」に追い立てた攻防... 韓米FTA反対単位に対する組織的な弾圧を企む

ラ・ウニョン記者 hallola@jinbo.net / 2006年11月24日16時13分

金ソンホ法務部長官、キム・シニル副総理兼教育人的資源部長官、イ・ヨンソ プ行政自治部長官、イ・サンス労働部長官、パク・ホンス農林部長官の5部署 の長官が24日「不法暴力デモに対する非寛容原則だけが国民の安寧と幸福を保 障する」という内容の合同談話文を発表した。

代表で朗読したキム・ソンホ法務部長官は「不法、暴力デモを事前に防止する ことできず、国民に大きな不便と心配をかけて申し訳ない」と謝り、「平和集 会、デモは徹底的に保障するが、正当な権利行使を越える暴力行為や集団行動 で市民に被害を与える不法行為には、法と原則により必ず応分の制裁を加える ように汎政府次元で厳正に対処していく」と明らかにした。

特に「不法、暴力に対してこれ以上の寛容はない」と述べ「不法暴力集団行為 に対しては主導者だけでなく、積極加担者、背後操作者まで徹底的に明らかに して、必ず法と原則により厳罰に処する」と明らかにした。

また「刑事処罰を含む懲戒、民事上損害賠償請求など、政付ができるすべての 措置をはっきりと取っていく」と脅し、「今も不法ゼネストと韓米FTA反対の 不法集団行動計画を即刻撤回することを要求する」と話した。

キム・ソンホ法務部長官は「集会・デモの文化は、以前と比べてかなり良くなっ たのは事実だが、最近は過激な部分もある」と説明し「(22日の集会は) 全国 で散発的に起きたため、警官の内部でも(対応と準備に)若干の理解が異なった ことは率直に理解してほしい」と付け加えた。

こうした政府の談話がむしろ22日の集会での暴力行為だけを罵倒し、韓米FTA 交渉と米国産BSE危険牛肉の輸入に反対する国民世論と反対グループを組織的 に弾圧するためでないかという憂慮と反発の声が溢れでている。

イ・ウォンジェ韓米FTA阻止汎国民運動本部(汎国本)共同状況室長は「韓米FTA の深刻性を隠す方式で今回の断片的な集会にスポットライトをあてること自体 が公権力の過剰対応だ」と規定した。

続いて「今日の談話文を発表したそれぞれの長官は、韓米FTA交渉をめぐる社 会的葛藤を量産した主犯でもある」と強調し、「彼らは韓米FTA強行、危険物 質流通、BSE危険牛肉輸入強行などの社会的な暴力を行使しながら、これに対 する本質的な代案や態度の表明もなく、韓米FTAに反対する人々をすべて暴徒 であるかのように罵倒すること自体が、いかに現政権が無能力で、暴力的かを 示す」と反問した。

イ・ウォンジェ共同状況室長は「今回代表選手として入ってきた米国産牛肉か らも骨片が見つかったように、韓米FTAの深刻性は隠せない」と強調し、「汎 国本は韓米FTAの実質的な中断とその破壊的な内容を社会的に知らせ、既存の 計画どおり29日の集会を成功させる」と明らかにした。

続いて「今は集会に関する扇情的な報道にまどわされず、韓米FTAに対する立 場を明確にする時」と付け加えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-25 03:30:52 / Last modified on 2006-11-25 03:30:53 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について