韓国:全教組年次休暇闘争 | |
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「新自由主義の嵐が教育を揺さぶっている」全教組年次休暇闘争進行、 5千組合員市庁前で集会 イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2006年11月22日16時56分 懲戒の威嚇にもかかわらず、街に出た教師たち 教育部の懲戒の威嚇と保守言論の攻撃にもかかわらず、市庁前に約5千人の組 合員が参加し、全国教職員労働組合(全教組)の年次休暇闘争が進められた。 22日、全教組はソウル市庁前で約5千人の組合員の参加で全国教師大会を開き、 教員評価反対の声を集めた。この日の集会には予備教師と青少年も、教師と 連帯した。1万人の組合員を年次休暇闘争で組織するという当初の全教組の 計画よりは少ない数字だったが、困難な条件の中で集まった教師の声は、 市庁前をぎっしりと満たした。 当初の計画より参加が少なかったことについて全教組のイ・チョロ臨時報道官 は「教育部が教師の合法的な年休権行事を懲戒で威嚇するのは明白な不当行為」 と指摘し、「校長、教頭までを懲戒すると教育部が威嚇する状況で、教師たちが 年休の申請はとても困難だったようだ」と説明した。 チャン・ヘオク委員長、「懲戒など恐れない」 集会は教師の怒りの叫びで始まった。全教組のチャン・ヘオク委員長は「新自 由主義の風が台風になり、教育さえ利益創出の手段に転落させている。利益創 出の手段になった教師を評価で屈服させようとしている」とし「教員評価には 教師を序列と等級で構造調整しようとする反教育の影が隠されている」と 教員評価を強く批判した。 続いてチャン・ヘオク委員長は「われわれは問責、懲戒など恐れない」とし、 「私たちの闘争は、正しい教育に向けた苦闘であり、私たちの闘争により 金ではなく人間が中心に立つ教育を作る」と大声を上げた。 青少年からの発言も続いた。米青少年人権ネットワークのパク・チョウン活動 家は「序列と等級を付けたければ、BSE感染牛肉にでも付けろ」と皮肉り、 「序列と競争で学生が死ぬ韓国の教育現実はそのままにして、再び教師に序列 と競争を強要している。競争と効率性の論理ではなく、教師、学生が作ってい く評価、教育を作ろう」と明らかにした。 予備教師を代表して、全国教育大学生協議会のチョン・スンヒョク議長は「教 育が間違っている理由は別のところにあるのに、教師が、予備教師が競争しな かったからだと政府は言う」とし「政府はきちんと教育ができる条件をまず用 意しろ」と話した。現在、全国の教育大学生たちは、学級総量制に反対して 3週間のストライキ休業を行っている。 地域で年休を使ってソウルに上京した組合員からの発言もあった。馬山東部支 会のキム・ドングク支会長は「全教組は合法的な年休も出せない、憲法に保障 されている労働三権も保証されない半分だけの労組だ」とし「教員労組法を即 刻廃棄し、一般法によって労働者なら誰もが保証されるべきストライキの権利 を保証されるように力強く闘争しよう」と明らかにした。 年次休暇闘争で力を集めた全教組は、その後民主労総のゼネスト闘争大会と 韓米FTA1次汎国民総決起に結合した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-11-23 03:56:35 / Last modified on 2006-11-23 03:56:36 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |