本文の先頭へ
韓国:京畿地域総決起大会終了後に水原駅までデモ行進
Home 検索

「韓米FTAを推進するキム・ムンス道知事は退陣しろ」

[京畿17:00] 京畿地域総決起大会終了後に水原駅までデモ行進

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年11月22日15時52分

白菜を頭にのせてシュプレヒコールをあげる農民/キム・ヨンウク記者

キム・ヨンウク記者

午後5時現在、京畿道民総決起大会に参加した参加者は、京畿道庁前での抗議 行動を終えて水原駅までデモ行進をしている。

総決起大会を終えた後、京畿道庁裏に抗議文と白菜などを持って労働者農民が 集まったが、京畿道庁の正門は警察バスと戦闘警察で塞がっていた。参加者は 道庁の門の前で座りこみ、「キム・ムンス道知事は退陣しろ」、「韓米FTA阻 止」などのシュプレヒコールをあげながら、30分ほど留まった。

京畿地域の労働者・農民は、返事のない京畿道庁への抗議の表示として、持っ ていた白菜とタマゴを道庁内に投げ入れた。この過程で道庁職員が正門近くの 請願室でこっそりと写真採証をしていたのを摘発され、怒った農民から白菜と タマゴの洗礼を受けた。

農民が京畿道庁に向かって白菜を投げている。/キム・ヨンウク記者

総決起大会を終え水原駅に行進する労働者/キム・ヨンウク記者

京畿道庁前の集会の後、警察は水原駅までのデモ行進を許可しない方針だった が、参加者は道路をデモ行進し、特別な衝突なく水原駅に到着している。 5時からは水原駅広場でキャンドル集会が開催される予定だ。

[京畿16:00]京畿道庁前に1万余人が殺到
総決起大会参加者は白菜を持って道庁前へ

韓米FTA阻止京畿運動本部主催の「韓米FTA阻止京畿道民総決起大会」が京畿道 庁前で開かれた。京畿道庁交差点に用意された舞台から後方の京畿道庁まで、 約1万人の労働者、農民、貧民が集まった。

京畿地域ではこの日の2時から始まった総決起大会に先立ち、午前11時には水 原駅で「韓米FTA阻止韓半島平和実現のための京畿道非常事態座り込み」に突 入した。午後1時からは総決起大会の会場で韓米FTA阻止農民対策委事前大会を 開いた。ハンナラ党京畿道党社とヨルリンウリ党京畿道党社前でも各々12時と 12時30分に京畿民衆連帯主催の糾弾大会が開かれた。

京畿道庁交差点で開かれた京畿道民総決起大会に参加した農民がスローガンを持ち上げて見せている。/キム・ヨンウク記者

キム・ヨンウク記者

キム・ヨンウク記者

午後2時から始まった京畿道民総決起大会に参加した労働者・農民は「労働者・ 農民をみな殺す韓米FTA阻止」、「FTAを強要し韓半島の平和を威嚇する米国に 反対する」、「韓半島の平和を威嚇する対北朝鮮制裁反対」などのシュプレヒ コールをあげた。

京畿道民総決起大会の会場舞台前には、ブッシュ米大統領の絵の立看板が立て られ、ぎっしり白菜が積み上げられた。ハン・ドスク韓米FTA競技運動本部代 表は大会発言で「韓米FTAは歴史を通して処断される厳酷な行為」とし「メキ シコは、5百万の雇用を用意できず、労働者が命がけで米国に渡り、スイスは たった4%しか従事していない農業のために交渉を打ち切った」と韓米FTA阻止を 主張した。

大秋里の住民も京畿道民総決起大会に参加した。/キム・ヨンウク記者

火に焼かれて倒れるブッシュ米大統領の絵立看板/キム・ヨンウク記者

キム・ヨンウク記者

イ・サンム民主労総京畿本部長は、この時間の民主労総のゼネストに21万人が 参加していると報告し、「韓米FTAはIMFの10倍以上の二極化を招くだろう」、 「FTAは労働者にさらに多くの非正規職化を要求する一方、資本家にはさらに 多くの利益を持たらすだろう」と演説した。イ・サンム本部長は「闘争とスト ライキが不便か、私たちが正当に暮すにはぜひとも必要なこと」と付け加えた。

総決起大会を終えて、ブッシュ米大統領の立看板を燃やした参加者は、労働者、 農民、貧民、女性、障害者などの各界の代表が決議文を朗読した後、白菜を持っ て抗議書簡を渡すために道庁正門に向かった。デモ行進の後、午後5時からは 水原駅で韓米FTA阻止京畿道民キャンドル文化祭が開催される予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2006-11-23 03:31:45 / Last modified on 2006-11-23 03:31:46 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について