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[声明書]中部発電(株)課長-政府に送る警告

出処 中部発電課長

作性日2002.03.29

私たち中部発電(株)4職級課長一同は、会社と労組に対する政府の無慈悲な蹂 躙を国家の動力は供給され続けるべきだという使命感で忍耐してきたが、会社 のアイデンティティを抹殺して、愛する同僚職員の解任数が日ごとに増加する 等の昨今の現実を嘆き、このような政府の政策が持続すれば、電力大乱事態が 一層早くやってくることを厳粛に警告して下記の通り要求する。

  1. 発電会社民営化を全面撤回しろ!!!

    われわれは生活に必須不可欠な電気を生産する発電産業の特性を、誰よりも よく知っている。競争の論理は電力市場に通じず、現在進められている電力 取引も、途方もない不合理と矛盾が挑出されており、国家的な予算の浪費を 重ねるだけの実情だ。明らかに断言するが、海外資本と財閥によって国家の 動力が統制されれば、公共の利益実現は不可能で、途方もない国民的負担と 取り返しがつかない国家的災難にあうだろう。これは私たちの後の世代が振 り返って書く歴史的汚点になるだろう。敢えて政府が民営化を推進するなら、 社会的合意と国民的共感を形成し、公共性を完壁に確保できる国民企業の形 態で推進することを提案する。

  2. 労組員に対する脅迫を全面中断しろ!!!

    未復帰労組員約4000人全員解任の威嚇、再復帰時の法的対応の脅迫、社宅退 去命令、財産差押え、幼稚な復帰脅迫、告訴告発など、暴力的で非人間的な 対応を全面中断しろ。労組本部の命令によって動いた労組員の解任処分をす べて取り消せ。労組員は、我が国の発電産業の成長と、電力需給安定に日夜 努力する国家的な技術人材だ。彼ら無しで私たち幹部が存在できるだろうか。 彼ら無しで発電産業の持続的な成長と電力需給の安定を断言できるのか。絶 対に不可能だろう。1か月は持たせたが、いつ爆発するかわからない時限爆 弾の状況である。政府が安定した電力需給を断言するのであれば、釈明期限 を延期しながらの幼稚な復帰脅迫を中断して、労組員を全員解任することを 提案する。私たち4職級課長全員が辞表を残して発電所を離れるだろう。

  3. 発電会社のアイデンティティを蹂躙して実效性のない対策をすべて撤回しろ!!!

    軍の投入、経歴及び新入社員の採用、根も葉もない実效性のない対策をすべ て中断しろ。400人あまりの軍人を発電所に投入して教育をするらしい。全 くとんでもなく、惨めな心情だ。400人ではなく、大韓民国の国軍60万人を 投入し、最先端の国連軍100万人を発電所に投入したとしても、発電所は止 まるはずだ。発電所の制御運転は、高度な航空機の整備士のような技術だ。 操縦士としての勤務経験が一度もない軍人に、飛行機の鍵を預けるようなも のだ。飛んでいる飛行機は、ある程度は飛ぶだろうが、いつか墜落して大惨 事が起きるだろう。即興的で無計画的な経歴社員及び新入社員採用は、昨今 の発電所運転状況を一層悪化させている。65歳まで選ぶ経歴社員募集に1500 人が志願し、130人ほどが採用された。採用比率が10%にもならないことはと もかく、発電所の現場に投入された経歴社員がなにをしているのか、発電所 に行ってみるといい。制御運転員は一人もなく、現場でも単独勤務はおろか 代替投入された幹部が同行し、機器に触らせないようにしている実情だ。む しろいない方がよい。幹部の疲労を加重させるだけで、このような経歴社員 はすべて産資部に連れていけ。

  4. 労組との対話と交渉に無条件に立ち上がれ!!!

    われわれは、一か月以上の長期ストライキと、現状況を招いた責任は全的に 政府にあるということをあまりにもよく知っている。私たちの善良で優しい 職員が、こうした強固な闘争を繰り広げるようになったのは、政府の独断と 会社の経営者層の無能の結果だ。政府は権威的かさもなくば軍国主義的な思 考を撤回し、労組の屈辱的な降参を要求するのでなく、早く対話の相手とし て、即刻労組と交渉しろ。

私たち中部発電(株)4職級課長一同は、上の自分の要求条件が無視されれば、 現破局事態を円満に解決するために全員辞職書提出、発電所運転勤務拒否など、 格別の行動を考慮していることを政府に厳重に警告する。

  1. 03.29

韓国中部発電(株)課長一同

http://www.labornews.co.kr/labortrend.files/labortrend.html?mode=view&id=1115&start=0


Created byStaff. Created on 2002-03-30 12:16:58 / Last modified on 2005-09-05 08:14:16 Copyright: Default

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