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編集2002.03.26(火)16:32

民主労総「4月2日ゼネスト」

民主労総は発電労組のストライキと関連し、来月2日に全面的なゼネストに突 入することを決議し、発電ストライキ事態が労政対決の様相に駆け上がっている。

民主労総は26日の午後、ソウルのオリンピック重量挙げ競技場で代議員をはじ め800人あまりの参加で第24次臨時代議員大会を開き、「政府がストライキ労 組員の大量解雇、明洞聖堂ーの公権力投入などを行なえば、闘争本部代表者会 議を経て来月2日の午後1時にゼネスト闘争に突入する」と決議した。

民主労総はしかし、交渉権を委任されて大統領と与野代表面談などを推進する 等、対政府交渉にも積極的に乗り出すことにした。

今回のゼネストには、公共連盟と金属連盟に所属する労組が大挙加担し、全国 教職員労組なども連帯闘争などを模索していると伝えられ、全体の参加規模は 先月26日の第一次ゼネスト時と似た100余の労組10万余人になると民主労総は 予想している。

民主労総はこれに先だち、27日から全国の単位労組別に労組幹部中心でに徹夜 の座り込みに入り、地域別発電労組員家族集会に積極的に参加することにした。

また、来る30日に労働社会団体と連係し、全国で同時多発民衆大会を開き、発 電事態を解決するための政府と使用者側の積極的な対話の努力と労働弾圧の中 断などを要求する方針だ。

この日、発電労組の執行部は27日まで、各組別に辞表を受け取り、労組の状況 室に提出するよう指示し、労組員は首都圏をまわって散開闘争を続けた。

シングクファン(辛国煥)産業資源部長官はこの日の午前の閣僚会議で、「スト ライキ指導部と主導者に対しては解雇など、厳正に処理するが、未復帰者に対 しては懲戒過程に3回釈明の機会を与え、単純加担者は情状を酌量し、最大限 に救済して被害者を最小化する」と報告した。

発電会社側はストライキ一か月目のこの日の午後2時現在、労組員5591人中で 33.5%の1875人が業務に復帰したと集計した。

特に助長級の労組員などで構成された第三次懲戒対象者404人のうち200人程が 業務に復帰し、全羅北道のモジュ揚水発電所では、明洞聖堂で座り込みをして いる委員長を除く労組員48人全員がストライキを解く等、労組員等の動揺が次 第に表面化している。

一方、この日、ボイラーの漏水で、東西発電の20万kW級蔚山火力2号機の稼動 が中断する等、ストライキの長期化にともなう電力大乱の憂慮も大きくなって いる。

(ソウル/連合ニュース)

ハンギョレ新聞

http://www.hani.co.kr/section-005000000/2002/03/005000000200203261632001.html


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