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時限032509。しかし復帰はない。

発電3月25日、 使用側の分裂の策動に、正面突破を決議

出処:チャムセサンニュース

*3月24日、延世大学校野外劇場には散開していた発電組合員2500人あまりが集まり、イホドン委員長の指針に従い復帰拒否を決議した*

また表れた発電組合員

3000余の発電組合員がまた集まった。ソウル大から声も無く消え、去る3月 10日に延世大、東国大、仁川大などに一瞬のうちにあらわれ、闘争決意を新 たにしてまた消えた発電労組組合員らが3月24日の午後6時30分頃、延世大野 外劇場に警察を締め出してまた無事に進入して健在さを誇示した。

動映像

動映像

この日、発電組合員は事前に地下鉄などを利用して6時頃に延世大に集結する ようにしたことが知らされた。

警察侵奪の憂慮の中でも発電労組が散開している組合員を緊急に延世大野外劇 場に集結させた理由は、使用側と政府が3月25日9時まで復帰しない組合員は、 無条件に解雇するという通報にともなう組合員等の動揺を防いで組織の健在さ を見せるためだった。また使用側が提示した30%の復帰率が虚構という事実に ついて、直接散開した組合員が互いに確認することで、使用側のイデオロギー 攻勢を防ぐという意図であった。しかし、発電労組指導部の憂慮は延世大に集 まった組合員によりきれいにぬぐわれた。

延世大で会った仁川火力のある組合員は「負けるときは一緒に負ける。われわ れは指導部の復帰命令がなければ、絶対復帰できない」と話した。保寧火力の ある組合員も、「使用側の全員解雇通告こそ、政府と使用側の最後のあがきだ ということは、散開しているすべての組合員が全部知っている」と話し、むし ろ「こうしてみんな健在な顔を見ると一層強硬な信頼が生まれる」と明らかに した。

6時15分、延世大前- 学生達道路占拠学生達は6時15分頃火炎瓶と鉄パイプを 持って延世大正門前三つ角を掌握した後、地下鉄の駅におりた発電組合員が 安全に入れるように車両を統制した。組合員は6時30分頃、三々五々延世大に 進入し、30人あまりずつ一度に延世大前の道路を渡って正門から入ってきた。 6時40分頃には、全学協、連帯会議、反戦、みんな一緒に、などの学生達が、 正門前に本隊伍として続々と集結した。

組合員の正門進入が続く中で、7時15分頃に警察が正門から進入を試み、正門 の前を守っていた学生達は火炎瓶を投げ、警察の投入に抵抗した。機動隊が一 時、延世大の正門の中にまで入ってくる等、死守隊と警察の戦いは2時間ほど 続いた。

延世大への進入に成功した組合員は、野外劇場に集まって人員把握と互いに対 する再会の喜びを分かちあった。7時30分頃、発電組合員で構成されたおよそ 300人の死守隊が組織され、彼らは正門へ向かった。死守隊が正門に出発する と「歌工場」の歌から集会が始まった。

この日の集会で発電労組首席副委員長は、「ソウル大から闘争始め、散開の後、 またここに集まるまで、もう一か月」と語り、「これまで政府が出したことは、 発電所売却ひとつだけ」だと語った。また"数多くの苦労を体験し、絶対に復帰 できない」と語り、「明日の最終復帰時限までがんばって、今を超えれば勝利 できる」と話した。引続き、各本部長等の発言が続き、本部長は「死ぬときも一 緒、生きるときも一緒」、「このまま家に民営化撤回まで最後まで突き進もう」、 「争対委の指令以外、勝手な行動をしないように」、「最終復帰時限闘争を突破 しよう」等の発言で、組合員に「揺らぐことなく指導部指針に従い最後まで戦お う」と話した。本部長等の発言が終わり、歌手の朴ジュン氏の歌と踊りが続いた。 集会の熱気はますます高まった。

民主労働党の権永吉(クォンヨンギル)代表は、「金大中大統領は労働者たちの 涙をぬぐう大統領になると言ったのに、労働者に涙を流させ、苦しませる大統 領だ」とし、「国民の80%が反対する民営化をしようとする金政権は、国民背 信政権」だと規定した。

祝祭の延世大-最終時限などは怖くない。

この日、延世大学校は、ソウル大、散開そして再集結という過程を経た発電 組合員にとって、祝祭の場であった。たとえ華麗な照明はなくても、会えな かった同僚に会うことができた喜ばしい気分は、闘争歌とシュプレヒコール、 ソウル大で自発的に始まった踊りに生き生きと表れていた。

9時40分頃、司会者による「公権力侵奪に対応して散開を準備しろ」という 指示を「散開しろ」と聞き違え、あっという間に散開して山に入り、10時15 分頃にまた集まった組合員は、怒るより「予行練習ができて良かった」とい う雰囲気であった。再集結した野外劇場は、それこそ祝祭の場になった。連 帯闘争に立ち上がった学生と組合員は、『岩のように』に合せて踊り、つづ いてチェドウンとグループZENの公演は、みんなの交流の場になった。 果して彼らが一か月間、苦しいストライキ闘争をした人々で、公権力の侵 奪を目前に控えた人々なのかと思う程に、組合員は隣の同僚と祝祭のよう な雰囲気を満喫した。この日、延世大学の野外劇場に集まった組合員に、 25日の全員解雇通報に対する恐れなどは全くない。

イホドン委員長、「約束は変わらない」

この日の夕方の9時10分頃、イホドン委員長は電話で再度、闘争指針を下ろ した。イホドン委員長は電話メッセージを通じ、「私は民営化、海外売却を 絶対受け入れないと約束しました。3月25日の最終復帰時限さえ超えれば、 民主労総が代議員大会を通してゼネストを決議するでしょう」と語り、3つ の闘争指針を下ろした。「第一に、公権力投入時は組別に散開して、朝まで に拠点へ移動して次の指針を待つこと。第二に、不回避に連行された場合、 徹底的に黙秘権を行使し、48時間以後、また拠点に行くこと。第三。誇らし い発電労働者たちは、組織的決議で全面ストに臨んだように、復帰するとき も、ただ組織的な決定だけで復帰すること」という内容だった。イホドン委 員長の闘争指針は、野外劇場に集まった2500人あまりの組合員と延大周辺で 進入を試みる1500人あまりの組合員、地方から上がってきた組合員全員に下 されるものだった。野外劇場に集まった組合員は、委員長の指針に全員復帰 拒否を決議した。

一方、12時頃、組合員がまた散開に入ろうとした瞬間、正門から公権力の侵 奪が始まった。既に延世大周辺を警察車両と機動隊が取り囲んだ警察は、延 世大周辺の山まで進入した状況だった。この過程で多数の組合員が連行され た。また、死守隊を引き受けた学生達も、やはり多数が連行された。

「とにかく民営化の覚書を書け?」

一方、発電労組は24日午後3時20分に座込み場で記者会見を開いた。この席 で発電労組は、昨夜政府側が発電労組に非公開交渉を通して会おうとした席 で、「民営化を認めるという覚書を書くことを強要した」と明らかにした。

政府側の非公開交渉に発電労組が応じたのは、「発電売却部分は、互いに全 く言及しない」という政府の提案を労組が受け入れたことで可能になった。 これに対してイホドン委員長は「労組が電力大乱を防ぐために政府の立場を 尊重して会ったが、政府は民営化を認めろと強要し続けた」と語り、これか らは「復帰しないという受動的な戦術から抜け出して、さらに攻勢的な戦術 への変化」を試みると明らかにした。

また、李委員長は、全員解雇の時限に対し、「労組にも負担になっているの は事実」とし、「使用側がそのような行動に出た裏には、電力大乱という国 民的な不安の危険負担が存在したため」だと明らかにした。李委員長は「明 日9時以後も最後まで戦う」という立場を明確にした。

記事入力日:2002年03月25日

チャムセサンニュース chamnews@jinbo.net

http://news.jinbo.net/show/show.php?p_cd=0&p_dv=0&p_docnbr=19378


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