ホームページを閉鎖すると言った警察と情報通信倫理委員会が尻尾を巻いた
- 3月4日、ソウル警察庁は発電労組のホームページを閉鎖すると言って情報
通信倫理委員会に不穏通信として告発、押収捜索令状を請求すると公言し
た。
- しかし、3月5日、民主労総と進歩ネットワークセンターの対応指針が出さ
れ、3月6日に社会団体の記者会見が進められ、世界各国の団体からの抗議
に直面した警察は、いつそんなことを言ったのかと思わせるほどに、あわ
てて逃げ出した。
- 3月5日、進歩ネットに連絡し、発電労組ホームページがあるサーバについ
ての資料などを要請した警察は、3月6日には「そんな事実は全くなく、内
部で行き違いがあったようだ。現在のところ、押収捜索令状などを請求す
る計画はない」と言い逃れをしている。また、3月6日、警察の要請により
発電労組ホームページに対する審査を行うと言っていた情報通信倫理委員
会は、審査を3月20日に延期した。
- これは、民主労総と進歩ネットの対応指針を見れば、ホームページ閉鎖を
しても実利がないことがわかったからでもあろうが、むしろ社会団体と各
国の団体の抗議を呼び起こし、傷だらけになってしまいかねないほど大ご
とになってしまったためだ。
- しかし、今回の場合民主労総と進歩ネットをはじめとする社会団体の対応
が、緊急に效果的に進められ、当面の閉鎖の企みは防いだものの、警察の
このような試みが発電労組のストライキ闘争をマヒさせようとするもので
あるだけに、状況の変化次第では再度試みられる可能性があり、緊張を解
かずに事態の推移を見らなければならない。
- 民主労総は今回のできごとを奇貨として、この土地の民主的な情報通信環
境の構築のために、情報通信検閲制度と情報通信倫理委員会が完全に解体
する日まで、他の社会団体と共に持続的に闘争を展開していく。
http://www.nodong.org/maybbs/view.php?db=kctuinfo&code=press&n=1796&page=88
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Created on 2002-03-08 06:29:07 / Last modified on 2005-09-05 08:14:07 Copyright:
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