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[ゼネスト勝利!]争対委速報13号

2002-03-01

25日のストライキ突入以後、高圧的な姿勢で交渉に臨んできた政府と使用側の 態度が変わり始めた。これまで政府と使用側は、新聞や放送を通じ、ストライ キが長期化しても電力供給は問題がないと言っていた。そして、散開闘争に突 入した組合員が闘争を放棄して業務に復帰することを推奨していた。しかし、 ストライキ4日目の28日、各発電所で稼動が中断する発電機の数が増え、制限 送電、電力供給中断事態が次第に現実化し、政府と使用側は危機感を感じてい るのだ。彼らが一か月間ストライキしても電力供給は支障がないはずだと組合 員を脅迫した自信は、ホラに過ぎなかったことが表れている。

これを反映するように、明洞聖堂の指導部座込み場に使用側幹部等が頻繁に足 を運んでいる。28日の12時、南部発電の社長と専務が明洞に表れた。彼らはと ても緊張した顔で労組幹部を懐柔して頼んだ。14時、産資部電気委員会のキム ヨンジュン局長の他、関係者2-3人の足が絶えず続いた。ローヤルホテルで始 まった交渉でも、使用側委員等の態度変化が感知されている。25日のストライ キ以後、むしろ後退案を出し、少しも譲歩せずに強攻一辺倒で押していた使用 側の委員が一歩下がる態度を見せている。労組の専従数をはじめ、団交要求案 に対する受入れの意志を拒んでいたのだが、労組が「売却撤回要求」さえ引っ 込めてくれれば別の問題はたいてい受け入れられるといった立場を見せている。 これは、26日に散開戦術に転換した後も、ストライキ隊伍が維持され、気勢が 全く崩れていないため、強攻策の効力が無いことを理解した結果だ。

今や勝利までいくらも残っていない。稼動が中断する発電機の数字が増えるほ ど、電力供給中断という史上初の大混乱が近づくほど、政府と使用側は追いや られ、結局、両手を挙げて降参することになるだろう。今、政府と使用側の顔 には冷や汗でいっぱいだ。

仁川・西仁川火力支部:社宅宣伝戦、家族対策委結成のための懇談会実施、3/1 社宅と道宣伝戦蔚山・嶺南火力支部:2/27社宅印刷物伝達、配布完了、『発電 所売却阻止と組合員生存権死守のための発電労働者家族闘争決起大会』(蔚山 勤労者福祉会館)を200人が越える家族らが参加しました。

三千浦火力支部:28日社宅説明会と宣伝戦をして、3/1市内で家族対策委の宣伝 戦をする予定です。

泰安火力支部:3/1瑞山で民労総忠南西部地区協議会と家族対策委の共同宣伝戦 予定(家族懸垂幕製作、ストライキ支持の手紙)

保寧火力支部:3/1家族懇談会予定

平沢火力支部:100人程度の家族対策委員会構成

ヨンドン火力支部:家族対策委員会結成(70人あまり)『ヨンドン地域家族決起 大会』(3/2午後2時、江陵駅)

東海火力支部:家族対策委員会結成準備(3/1午前11時)

ヤンヤンジョンス支部:家族対策委員会結成準備(3/1午前11時)

ストライキに参加している組合員の皆様! 闘争にごあいさつします。 闘争!闘争勝利!

私は明洞聖堂状況室死守隊の仁川火力組合員、金です。

4日間のストライキを迎えて、多くのことがありました。恐らく、多くの同志 が明洞聖堂で進められていることをはじめ、今までの明洞聖堂状況室の近況に ついて気になっているでしょう。24日の初日、明洞聖堂に到着してテントを張 り、夜にはスリーピングバッグの準備ができず、ビニールを敷いて寒い夜を過 ごしました。鋭い寒さは私たちを困らせましたが、私たちの闘争の熱気で勝ち 抜きました。私たちの強固な闘争だけが委員長をはじめとする指導部に力を集 中することができるからです。

ローヤルホテルの2階で私たちの争点事項について使用側と交渉をしましたが、 決裂し、25日の明け方4時25分にストライキを宣言した時、明洞聖堂の裏庭は 記者会見で大騒ぎでした。率直に言って、会談が進む中、明け方の3-4時頃に、 イホドン委員長が弱気になったのではないか考えました。

しかし旱魃に雨が降り、大地を潤すように、私たちの不信感を完全に解消させ てくれるストライキ命令が下りました。発電労働者のゼネストという初めての 日が来たのです。

ストライキが始まると、明洞聖堂の周囲は放送局と新聞社の最大関心事に浮上 し、さまざまな社会団体が私たちのストライキと連帯するための訪問が続きま した。世界人権委員運動団体が私たちストライキの正当性に対抗する公権力の 人権侵害事項を点検しにきました。世界の多くの労働者たちも私たちの闘争に 多くの連帯を送ってくれました。日本鉄道労働組合(JR総連)、逓信労働組合、 NTT(通信労組)や労働組合の役員が私たちのストライキ闘争に連帯するために、 26日に9人が訪問して激励してくれましたし、その他さまざまなNGO団体が訪問 して激励してくれました。そして、最も重要な26日、金属労組と金属産業連盟 3万人をはじめとする労働者同志たちが私たちのストライキに4時間の間、賛同 してくれました。今まで連帯してくれた方々に、私たち発電労働者たちは勝利 で答えなければなりません。

27日は、世界的なニュース週刊誌、Timesの韓国駐在記者ドナルド・マッキン タイヤーが私たちのストライキの状況とストライキの正当性を取材しにきまし た。世界的に私たちの問題が浮上しているのです。

しかし、交渉は相変らず決裂です。交渉で、使用側の無誠意な回答態度に彼ら が会議をしにきたのか疑わしかったほどです。お互いに少しの譲歩もなく、論 点がない交渉に、本当に話す言葉を失いました。労組側の民営化撤回という案 件は会議の卓上に上がることもしませんでした。このように会議がめちゃくちゃ になっていくことに、私たち死守隊同志は直接的に怒りを感じました。しかも 使用側は、組合員の資格構成要件から何人かの人員を除こうとしています。も はや退けない状況にきたようです。みな固く団結し、ひとつになる労組員の奮 発と熱意で、この難関を突破するように努力しましょう。

ストライキの期間、健康で、家族も何かの方法で賛同するように、ご協力をお 願いします。


Created byStaff. Created on 2002-03-01 21:38:20 / Last modified on 2005-09-05 08:14:03 Copyright: Default

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