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韓国の民衆歌謡

韓国の労働運動の中では、「民衆歌謡」と呼ばれるジャンルの歌が歌われています。 10年ほど前までは、事実上「発禁」扱いだった民衆歌謡は、 デモやストライキのときに歌われていた歌をベースに、 資本による「商品」に堕した「大衆音楽」に対抗する民衆のための歌として、 独自の世界を形成、プロの「民衆歌謡歌手」も少なくありません。
これらの歌の中から、有名な歌をいくつかピックアップしてご紹介します。 また、歌そのものも、MP3形式のファイルで提供します。 これらのファイルは、WinAmpやWindowsパソコンに標準添付されるメディアプレイヤー などで再生することができます。 少々、ファイルのサイズが大きいので、ダウンロードにはある程度の時間がかかることを ご承知おきください。
また、曲によってはWindowsメディアプレイヤー、 RealPlayerの形式のファイルへのリンクが 含まれているものもあります。 以下はアーティスト別のページです。 さらに、以下は北朝鮮の音楽に関するページです。 最近は、韓国でも北韓(北朝鮮)の歌が解禁されたとかで、レイバーメディアでも「口笛」が流れていました。 オマケ:韓国・北朝鮮版インターナショナルの歌詞の翻訳を掲載します。 韓国版の歌詞にもいくつかのバージョンがあるのですが、 ここでご紹介する歌詞は、現在よく歌われているバージョンのようです。 歌詞を読んで驚いたのは、最近の民衆歌謡の歌詞と比べると、とてもおとなしい内容であるということ。
また、日本語の歌詞は、血腥い革命を暗示するような内容ですが、 韓国版の歌詞は古い頸木を脱して立ち上がれというようなもので、 日本版や英語版と比べると比較的穏健な内容です。 あるいは軍事独裁時期に歌おうとすれば、このような歌詞しか歌えなかったのかもしれません。
また、北朝鮮版は、闘争を呼び掛ける内容で、軍事政権時期にはとても歌えなかったでしょう。今はどうだかしりませんが、まだダメかも。 このほか、日本占領時期のバージョンなどもあるとのことで、いずれ探してみたいと思います。
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