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韓国:「タクシーを生かす大統領選挙公約を」
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タクシーを生かす全国連帯、「タクシーを生かす大統領選挙公約を」

李秀浩-カン・スンギュ「タクシー生かす」でまた手を握る

チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2007年12月10日17時21分

大統領選挙を前にして、大統領候補へのタクシー労働者の関連公約事項要求も 続いている。

11月24日に発足した「タクシーを生かす全国連帯」は、△タクシー家族生計安 定および運送収入金保障、△運送費負担解消、△財政支援拡大、△乗客安全保 障対策用意の四大要求案を発表し、大統領候補がこれを公約に採択するよう要 求した。

タクシー労働者2千人が参加するなど高い関心を見せたタクシーを生かす全国連 帯の出帆式には、権永吉、ムン・グキョン、鄭東泳など大統領選挙走者3人が直 接参加し、タクシー政策に関する立場を表明した。この席で大統合民主新党の 鄭東泳(チョン・ドンヨン)候補は「タクシー供給調節による需給不均衡解決、 タクシーのバスレーン進入」を、創造韓国党のムン・グキョン候補は「タクシー LPG価格30%引き下げ」を、権永吉民主労働党候補は「減車分タクシーの公営化 と月給制導入」などの公約を出した。

タクシーを生かす全国連帯は現在「タクシーを生かす50万汎国民署名運動」を 展開している。タクシーを生かす全国連帯のオ・ヨンジン広報企画室長は「民 主労総に限らず署名運動を展開しているが、韓国労総側は今回(李明博候補との 政策連帯を)決めたので全く協力できない」と話した。その代わりに出帆式にも 多く参加した個人タクシー運転手の署名を組織している。

タクシーを生かす全国連帯は、近い将来配布される10万部程度の新聞で各大統 領候補のタクシー関連政策を詳細に比較して掲載する予定だ。オ・ヨンジン室 長は「大統領選挙期間の後も各候補が出した案が守られるように監視して、タ クシーの家族が集まる役割をすることになる」という今後の計画を語った。

一方、タクシーを生かす全国連帯の共同代表は、個人タクシーを代表するキム・ ナムベ前全国個人タクシー連合会長、法人タクシーを代表するグ・スヨン運輸 労組民主タクシー本部長、利用者市民を代表するイ・スホ新進歩連帯代表・ミ ン・マンギ緑色交通運動事務局長で、執行委員長はカン・スンギュ前民主労総 首席副委員長が引き受けた。

カン・スンギュ執行委員長は2005年のタクシー関連不正事件にかかわって、1年 間の実刑を受けた。この過程で当時の民主労総役員が総辞職して2年後に当時の 民主労総委員長-首席副委員長が今度はタクシーを生かす全国連帯の代表と執行 委員長として再開することになった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-12-14 06:22:34 / Last modified on 2007-12-14 06:22:34 Copyright: Default

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