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韓国:民主労働党-韓国社会党代表会談を開催
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民主労働党-韓国社会党代表会談を開催

進歩大連合関連、持続的議論のテーブル用意へ

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2007年07月13日16時44分

民主労働党と韓国社会党は7月13日午後、国会の民主労働党院内代表室で両党 代表会談を開き、進歩大連合の必要性に対して大きな枠組みで共感することを 確認、政策交流と連続討論会等により共同で推進する方案を模索することにし た。両党はまた、イーランド非正規労働者の占拠座り込みなど非正規職問題の 解決のために共同行動を展開することに合意した。

▲握手するムン・ソンヒョン民主労働党代表(左)とクム・ミン韓国社会党代表(右).

民主労働党のムン・ソンヒョン代表は「韓米FTA問題、ホームエバー非正規職 問題、韓半島(朝鮮半島)の情勢の変化など、時代が進歩陣営の団結を要求して いる」とし「進歩大連合は大統領選挙、総選挙のためのものでなく民衆の人生 を守るためであり、これを土台に政策連合による候補の単一化と進歩新党創党 もオープンに議論することができる」と明らかにした。

これに韓国社会党のクム・ミン代表は、「進歩政治連帯と大統合は現在の韓国 社会の目標が何なのかを明確にすることで可能になる。現在の大韓民国の社会 をどう変えるべきかの具体的な案で討論すれば、進歩陣営の最小共通性を樹立 して換骨奪胎することができる」と話した。

クム・ミン代表は「この10年間、進歩的社会科学の停滞で、両党の共同討論会 を開くことも、各党の政策的資源と会話する過程が持てなかった」とし「進歩 政党の主導の下で韓国社会の進歩と平和について誰もが打ち解けて話せるフォー ラムを開かなければならない」と明らかにした。

ソウル市党のチョン・ジョングォン委員長は韓国社会党の立場に同意を伝えな がら「執権後の社会変革プログラムには、政党と政党間の連合と団結で議論を 深める過程を別途に進める方が良い」と伝えた。

続いて「もう一つの軸として、進歩大連合が保守政党式の合従連衡と区別され るためには共同行動の程度を模索しなければならない。韓米FTA問題やホーム エバー非正規職問題に対しては、両党が快く連帯できるだろう」と話した。

韓国社会党のアン・ヒョサン副代表は「民主労働党側が7月中に討論会を行い、 8月中に連席会議を構成しようと提案した。これは情勢と時代と強制する日程」 とし「このような日程を念頭に置いて具体的な話をしていこう」と伝えた。

両党間の代表会談は、2002年の大統領選挙で民主労働党の権永吉代表と社会党 のウォンヨンス代表の会見から5年ぶりだ。この日、民主労働党側からはムン・ ソンヒョン代表、キム・ソンジン最高委員、チョン・ジョングォン・ソウル市 党委員長、キム・ヒョンタク報道官が、韓国社会党側からはクム・ミン代表、 アン・ヒョサン副代表、キム・ソンウク事務総長、チェ・グァンウン報道官が 会談に参加した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-07-15 00:38:38 / Last modified on 2007-07-15 00:38:41 Copyright: Default

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