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韓国:民労党-民主労総10分の会見
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ムン・ソンヒョン-李錫行会見10分で『終わり』

「民衆選挙戦の所信に変わりない」..進歩大連合『5者会談』積極的に結合

イ・ユノン記者 sisyphus@jinbo.net / 2007年05月31日14時06分

民主労働党のムン・ソンヒョン代表は30日、李錫行(イ・ソクヘン)委員長と会っ て民衆参加選挙戦制(民衆選挙戦制)について議論したが、特別な合意のないま ま10分で議論を終えた。

民主労働党は、中央委員が発議した『民衆選挙戦制のための臨時党大会招集』 の議案を民主労総と協議する必要性があるとし、26日に開く予定だった会議を を延期していた。この日、ムン・ソンヒョン代表は、民主労総から釈明を要求 されていた民衆選挙戦制の議案上程を拒否した最高委員会の決定について、対 話で解決するとし、現場大長征のために全北道扶安に滞在している李錫行 委員長を直接訪問した。

この席でムン・ソンヒョン代表は民衆選挙戦制導入の主張の真正性を生かして 民衆選挙戦制ではない別の形式でその趣旨を反映させるように努力するという 立場を伝えたという。それに対して、李錫行委員長は、民主労総は公式的にで きることはすべて行ったとし、今後、中央委員会でいかなる結論が出ても党員 のひとりとして自分の役割を果たすと答えた。

この日の議論現場に対する雰囲気についての感想はさまざまだ。民主労のイ・ ヨンヒ総政治委員長は、「10分で議論が終わったので雰囲気は明らかではない か。少し冷たく、互いに牛が鶏を見るようなものではないか」と話した。また 「李錫行委員長がムン・ソンヒョン代表に『お忙しいので、わざわざいらっしゃ らなくても良いのに、いらっしゃったのですか』と挨拶した」として当時の冷 たい態度を伝えた。

李錫行委員長は「民主労総はできる限りの努力をした。これ以上することがな い」とし「民主労働党の中央委員が議案に上程したので中央委員会で扱われる 問題だが、民衆選挙戦制に対する個人的な所信は変わりない」という言葉を伝 えたとイ・ヨンヒ政治委員長は話した。

民主労働党のチョン・ヨンウク秘書室長は、「民主労働党と民主労総が会って、 けんかをしたかのよう書いた一部のマスコミの報道は誤解」として「ムン・ソ ンヒョン代表と李錫行委員長は30数年間、一緒に労働運動をして厚い関係を維 持してきた。この日も中央委員会結果が双方共に利益になる方向で結ばれるよ うにうまくやろうという言葉で議論を終えた」と伝えた。

イ・ヨンヒ政治委員長は「李錫行委員長は権永吉民主労働党議員が提案した 『党・労・農・貧・進歩連帯5者会談』に積極的に参加するという構想」とし、 「この日、ムン・ソンヒョン代表にもこのような意を伝達した」と述べた。 権永吉議員は進歩大連合実現のために民主労働党支持団体の民主労総、全国 農民会総連盟(全農)、全国貧民連合(全貧連)、韓国進歩連帯(準)との会見を 提案している。

一方、民衆選挙戦制再議論について判断する民主労働党中央委員会開催日は、 6月16日に確定した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-06-02 06:44:03 / Last modified on 2007-06-02 06:44:06 Copyright: Default

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