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韓国:民族議題を越え、労働と資本対抗のAPEC闘争 | ||||||
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民族議題を越え、労働と資本対抗のAPEC闘争でAPEC反対闘争委員会、 「現場から労働者の反APEC闘争実践」 ラウニョン記者 hallola@jinbo.net APECに対抗する論理を民族主義的な反米、反ブッシュのスローガンを超え、労 働者の目と解釈して実践する労働者たちがいる。彼らは釜山地域APEC反対闘争 委員会で(APEC反対闘争委員会)、釜山地域で活動する12の現場組織と活動家団 体1人の個人で構成されている実践団だ。 歩く大会写真 歩く大会写真 APEC反対闘争委員会は9月、故金ドンユン烈士闘争に続き、予備的な議論を行っ て、9月30日に「戦争と貧困を拡大するAPEC反対討論会」を行った。これに続 き10月30日には「APEC反対釜山歩く大行進」を行った。歩く大会行事にはAPEC 反対闘争委員会参加単位の他にも障害者移動権連帯、APEC反対大学生実践団な ど5つの単位が追加参加し、50人が一日釜山地域を歩きながら、宣伝、扇動を 進行した。 歩く大会行事は釜山市庁前での発隊式から-ソミョン集会-街頭宣伝前-テヨン 洞-キョンソン大前の略式集会-スヨンロータリー-整理集会-タクシー労働者座 込み場で終わらせる日程だった。 APEC反対闘争委員会で活動するチョンヨノク釜山地下鉄鉄道外注労組活動家は、 「APEC闘争委員会は釜山市民行動があるが、これと別の組織を構成しなければ ならなかった。その理由は、現在構成されている市民行動、国民行動の基調が APECの本質を逸脱し、反米・反ブッシュしか叫ばない構図を中心に構成されて いると判断したからだ。決定的に労働者階級の問題で資本主義秩序に抵抗する のではなく、APEC闘争を民族主義的な反米・反ブッシュ中心にするのは限界が あるという悩みから議論を始めた」と発足の背景を説明した。 続いてチョンヨノク活動家は「もちろん、数人の活動家が集まったからといっ て、現在の市民行動の実践力を凌駕できるとは思わない。しかし、動きと試み が重要だと思う」と強調した。また「現在の国民行動と市民行動は、上層の中 心単位の決定が下に伝えられている。それよりも、APECに対するそのような考 えを持った人々が、地域労働組合ではない現場組織、労働者が中心になって、 下から決意して自分の現場で宣伝扇動して、ひとりの労働者としてAPECの問題 を提起し実践するのかに焦点を合わせ、みんなひとつのことだというところか ら始めることが重要だ」とし、現場単位中心に構成されたAPEC反対闘争委員会 の小さいが大きな実践に意義をおいた。 また「現場単位で構成されたAPEC反対闘争委員会で、歩く大行進をしたこと自 体が、それなりに大きな出来事だった」と説明を付け加えた。歩く大行進記念 帯を150本製作し、歩く大行進の時に使うピケ、印刷物、宣伝物などの印刷物 5千部を配布した。「現場で働いて活動する人々が共同で何かをするのは易し くはなかった」という。それにもかかわらず「多くの課題と成果を残した」と 評価した。残った印刷物は独自宣伝戦でも活用し、釜山市民行動の宣伝戦にも 参加して、使っているという。 APEC反対闘争委員会は現在、地域巡回討論を進めており、今後の計画としては、 共同で「代案世界化と地域社会運動ワークショップ」を準備し、地域拠点出勤 宣伝戦、そして18日には代案世界化と地域社会運動企画団と共に「民衆の声」 という独自の闘争も計画しているという。APEC反対闘争委員会は16日の夕方に 全体会議で、こうした内容の闘争日程を共有する計画だ。 APEC反対闘争委員会は釜山地域で活動するプヤン解復闘、韓国労働安全保健研 究所、現場強化委員会、労働者の力釜山地域集い、社会党、インテリア木工現 場実践団、地下鉄現場会、いつも青い現場連帯、全国労働者会釜山、破産支援 連帯、全国学生連帯会議、鉄道労働者会釜山が参加している。 2005年11月15日16時01分 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2005-11-16 00:22:57 / Last modified on 2005-11-16 00:22:58 Copyright: Default |