韓国:クーパン物流センター労組発足 | |
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クーパン物流センター労組発足…職場の安全、常時業務正規職化などを要求コロナ感染、労災、セクハラといじめまで…責任を回避するクーパンに労組を結成した労働者たち
パク・タソル記者 2021.06.07 18:59
クーパン物流センターの労働者が労働組合を結成した。 彼らはクーパン富川新鮮センターで起きた新型コロナ集団感染と、 過労や有害物質による死亡と労災事故、 セクハラやいじめなどの人権侵害が深刻に起きるクーパンを変えるために、 労働組合を結成したと明らかにした。 彼らは労組発足記者会見で、劣悪な労働条件を変えるために常時持続業務の正規職化、 基本給値上げなども要求した。 [出処:公共運輸労組] 公共運輸労組は6月7日、ソウル市松坡区クーパン本社前で記者会見を行い、 公共運輸労組全国物流センター支部の発足を知らせた。 公共運輸労組は「1日働いても尊重される職場、労働者が健康で安全な職場」のために戦うとし、 「もはや物流センターの中にはロケットではなく、人がいることを知らせたい」と明らかにした。 この日、全国物流センター支部の発足に同席した人々は、 有給休憩時間と常時業務の正規職化など健康で安全な職場にするために必要な条件を要求した。 ▲有給休憩時間ときちんとした休憩空間、 ▲労働者の『同意』を求める、人権が尊重される職場、 ▲働いて死なず健康で安全な職場、 ▲分割契約ではなく質が良い雇用、 ▲生活賃金と差別のない基本給値上げだ。 クーパン対策委のクォン・ヨングク共同代表は 「クーパン物流センターの労働者が資本で疲弊する物流の非人間的な環境と条件を変えるために、 物流の人間化のために直接立ち上がった。 物流センターでは血がめぐる人が労働していることを知らせるために立ち上がったのだ」とし 「私たちが便利だと思う早い配送は、機械がすべての事を代ってやるわけではない。 非正規職物流労働者が自分の夜間労働と過労労働でその速度に合わせていることを われわれは知らなければならない」と話した。 公共運輸労組全国物流センター支部のキム・ハンミン支部長は、 組合加入を促した。 キム支部長は「コロナ以後、クーパンをはじめ物流資本の売り上げは天上知らずに上がったと言うが、 その物流倉庫で働く労働者はなんとか粘れる賃金と、 1分も休むことができない高い強度の労働の中で暮らしている」とし 「物流労働者の人生を変える闘争に参加してほしい」と声を高めた。 クーパン物流センター支会のミン・ビョンジョ支会長は 「クーパンは労働者が労組を作ろうとすると、管理者を動員して妨害し、 集団ハチブで対応した。 使用者側は悪くないという論理で一貫していて、 労働委員会の再訴により全面再調査の決定を受け取ったが、これがクーパンの現実だ」とし 「非人格的な労働現場の鎖を断ち切り、 大韓民国の健康で生きて動く労働者として労働組合の旗を力強くひるがえし、 堂々と立ちあがる」と明らかにした。 [出処:公共運輸労組] 記者会見には昨年10月、慶北道漆谷郡のクーパン物流センターで 日雇いで夜間宅配包装支援業務を遂行して過労死した 20代の故チャン・ドクチュン氏の遺族も参加した。 チャン氏の母親は 「息子の労災認定の過程で、一般人だけでなく勤労監督官さえ詳しい内幕を知らず、 労働環境がいかに劣悪なのか知らせられなかった」とし 「ようやく労働者の権利を叫べる労組ができて、少なくとも慰めになる」と話した。 当時、クーパン側はチャン氏の死亡に対する会社の責任を認めなかったが、 2月に勤労福祉公団はチャン氏の死を労災と判定した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2021-06-16 09:33:00 / Last modified on 2021-06-16 09:33:02 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |