韓国:313日目鉄塔高空籠城、キム・ヨンヒ氏 | |
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私たちにとって安全な国とは何か?[寄稿] 「313日目鉄塔高空籠城、キム・ヨンヒ氏を無視してはいけません」
パク・ウンギュ(サムスン被害者共同闘争) 2020.04.17 16:13
もう暦を見ることもできない日々が流れました。 313日間、あの鉄塔に人がいるという事実自体が信じられないのに、 13日何も食べずにいると考えるだけでも我慢できません。 誰かは私に「食べないという表現は違う、ハンスト闘争といえ」と言いますが、 この残酷な人権蹂躙の現場を飢えて死につつあるとしか呼べません。 [出処:チャムセサン資料写真] 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、 選挙で与党が圧倒的に勝利した後、4.16セウォル号惨事6周年をむかえて 静かに所感をおっしゃいました。 「コロナ19に対応する私たちの姿勢と対策の中には、 セウォル号の教訓が含まれている。」 「セウォル号の子供たちが、 私たちに『共感』を残してくれた。」 「われわれはセウォル号と一緒に泣き、共に責任を取るために行動し、 互いにいかに深くつながった存在なのかも知った... 国民は『誰も空しく死なせない』という気持ちでマスクをつけて 社会的距離をおき、自宅隔離を守っている。」 「二度と手を離さないという気持ちで 子供たちと約束した『安全な国』を再確認する。 真相究明に最善を尽くす。」 この言葉を見て、大統領になる前に断食したユミンのお父さん、 キム・ヨンオ氏を救うためにハンストを引き止めて、 結局意向をまげられずにその場で同調ハンストをした 文在寅という人を思い出しました。 その時、その姿を見て私はあんな人が指導者になれば、 どんな社会になるのかと思い出しました。 その姿が偽りだとは思いません。 しかし大統領になってから、 あの時のあの気持ちが変わったのではないのかを訊ねたい。 キム・ヨンヒ解雇労働者がソウル江南のサムスン本館前の鉄塔構造物で、 高空籠城と共に55日間の断食をしました。 いつしか313日が過ぎ、また13日間断食をしています。 弱者の苦痛に共感し、手を握ってくれる人だったのだから、 良い大統領になって苦しむ国民を抱いてくれると信じていたし、 今でもこれを信じている多くの人々がいます。 目の前で死んでいく子供たちを救えなかった記憶が韓国の国民に大きな罪悪感を感じさせ、反省させました。 目の前でキム・ヨンヒ氏が死んでいくのを無視してはいけません。 キム・ヨンヒ氏を空しく死なせないでください。 サムスンで労組をしようとして不当解雇され、 23年間戦ってサムスン本館の前で息子のような警備が顔に唾を吐いた時、 キム・ヨンヒ氏が鉄塔に上がるしかなかった心情を推し量り、 彼が生きて無事に降りられるようにしてください。 特別な恩恵は望みません。 ただ国政壟断・横領・贈収・賄罪の犯罪者、 李在鎔(イ・ジェヨン)副会長を法の通りに処罰すれば良いのです。 国政の責任者が必ずすべきことをすれば、 キム・ヨンヒ氏は生きて安全に家族の元に戻れます。 労組破壊・労働弾圧・人権蹂躙も、コロナ19に劣らない社会的災害です。 伝染病に積極的に対処されたように、企業の労働弾圧にも政府がきちんと対応して、 労働者を保護しなければなりません。 大統領の真心を見せてくれることを待ちます。 キム・ヨンヒ サムスン解雇労働者のために手差し出してください。 手遅れになる前に...
翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2020-04-21 17:17:57 / Last modified on 2020-04-21 17:17:59 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |