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韓国:双竜車解雇者復職に労労使政が合意…60%が年内に復職
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双竜車解雇者復職に労労使政が合意…60%が年内に復職

損賠仮差押え、国家暴力責任者処罰問題残って

キム・ハンジュ記者 2018.09.14 11:54

[出処:全国金属労働組合]

双竜自動車の解雇者労働者たちが工場に戻ることになった。 双竜車闘争9年、解雇者と家族30人の死の末の結果だ。

全国金属労働組合双竜自動車支部、双竜自動車労働組合(企業労組)、 双竜自動車、経済社会労働委員会は9月14日、 経済社会労働委員会の会議室で解雇者復職合意書を発表した。

合意書によれば会社は復職者の60%を2018年末までに採用する。 現在、解雇者は119人で約71人が60%に該当する。 残る解雇者は2019年の上半期まで段階的に採用する。 来年上半期までに部署配置を受けられない対象者は、 2019年7月1日から2019年の末まで6か月間無給休職に転換し、 2019年末までに部署配置を完了する。 無給休職者に対する処遇などの諸般事項はすでに施行した事例に従う。

経済社会労働委員会は関係部署と協議して、 解雇者の復職による使用者側の負担を減らす支援方案を用意する。 また経済社会労働委は無給休職者を対象として教育、訓練などを実施するように進める。 合わせて双竜自動車共生発展委員会で解雇者復職と政府支援方案用意、細部実行計画などを点検する。

合意により、双竜車支部は集会と座り込みを中断する。 支部は6月27日にキム・ジュジュン組合員が自決し、 7月3日から大漢門焼香所を設置していた。 また今回の合意で支部は2009年の整理解雇に関し、 会社を相手とする民事刑事上の争議(集会、デモ、宣伝活動など含む)を提起しないことにした。

ただし双竜車労働者たちの損賠仮差押え撤回、 国家暴力責任者処罰、整理解雇裁判取り引き真相調査、 被害者名誉回復などの問題が残っている。

先立って双竜車の崔鍾植(チェ・ジョンシク)社長、 ムン・ソンヒョン経済社会労働委員会委員長は、 去る13日に大漢門焼香所を訪問して弔問した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2018-10-01 01:25:08 / Last modified on 2018-10-01 01:25:09 Copyright: Default

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