慶南の国会・市道議員が「韓国サンケン整理解雇撤回要求」

韓国サンケン支会と韓国サンケン整理解雇阻止のための地域対策委が6日午後慶尚南道議会で記者会見を行い整理解雇撤回を要求している。2017.4.6 /ニュース1 (c) News1イ・ジアン記者

金属労組慶南支部韓国サンケン支会と「韓国サンケン整理解雇阻止のための地域対策委(以下対策委)」は 4月6日午後2時30分、慶尚南道議会のブリーフィングルームで記者会見を行って 「韓国サンケンの整理解雇撤回は国民的要求」と主張した。

余永国(ヨ・ヨングク)慶尚南道議員(正義党)は 「慶南地方労働委員会の不法整理解雇の判定を履行しない使用者側は、 結局韓国サンケンの労働者たちを中央労働委員会の再審判定を待たせる状況にまで追いやった」と話した。

それと共に「慶南地域内外の市民はもちろん、 大統領候補者や慶南地域の国会議員、市道議員など2万余人(累積集計)が不法整理解雇であることについて共感し、 喜んで署名をした」と付け加えた。

6日現在、韓国サンケンの不法解雇撤回を要求する署名をした国会議員は、 共に民主党の金慶洙(キム・ギョンス)議員(慶南金海市乙)など13人、 市道議員は金ジス慶尚南道議員(共に民主党)とチョン・ヨンジュ昌原市議員(無所属)など20人だ。

金ジス道議会議員は 「文在寅(ムン・ジェイン)候補は韓国サンケンの労働者と直接会って 『地方労働委員会などの下級審で労働者が勝訴すれば、 まず執行されるような法制化が必要だ』と明らかにした」とし 「この他に慶南の市道議員は地域対策委にも加入し、解雇労働者と共に整理解雇撤回を要求している」と伝えた。

韓国サンケンは昨年9月30日、生産職組合員34人、非組合員1人の35人を経営上の困難を理由として解雇した。 1月に慶南地方労働委員会はこれを不当解雇と判定したが、 使用者側は2月に中央労働委員会に再審を申請し、 4月11日に結果が出される予定だ。

jian＠

原文(News1)

無断翻訳/文責:安田(ゆ)