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998日目に舞台に上がったセウォル号生存学生

11次汎国民キャンドル、セウォル号1000日「セウォル号引揚げ、真相究明」を要求

ユン・ジヨン記者 2017.01.07 21:11

セウォル号惨事から998日目に生存学生たちが舞台に上がった。 生存学生たちは「ここに立つまでに3年という時間がかかった」とし 「(被害)当事者だが、勇気が無くて隠れているばかりだったが、 これからは勇気を出すことにした」と口を開いた。

1月7日午後に開かれた11次汎国民行動キャンドル文化祭のスローガンは 「セウォル号1000日・朴槿恵政権退陣」だった。 来る9日にセウォル号惨事1000日目を迎える時点だ。 セウォル号未収拾者の家族と遺族、生存学生、市民は、 セウォル号の引揚げと真相究明、責任者処罰、そして朴槿恵(パク・クネ)と黄教安(ファン・ギョアン)の退陣を要求して声をあわせた。

この日の集会では、セウォル号生存学生9人が遺族、市民と会った。 生存学生たちは「セウォル号で私たちだけが助かったことが申し訳なかった。 遺族の安否を聞きたくて、訪ねて行きたかったが勇気が出なかった」とし 「3年も過ぎたので、鈍ったのではないかと言われるかもしれないが、絶対にそんなことはない。 まだ友人にカカオトークを送り、出ない電話をわけもなくかけてみたりもする。 写真と動画を見ながら夜を明かしたり、夢に出てきてくれと切実に祈ったりもする」と話した。

続いて「われわれは救助されたのではなく、脱出した。 救助してくれと要求したが無視され、助けに行くと言われて本当に助けに来てくれると思っていた」とし 「私たちが知りたいのは、7時間の大統領の私生活ではない。 大統領は7時間の間『じっとしてろ』ではなく『すぐに出て来い』と指示しなければならなかったし、 きちんと報告を受けるべきだった。 国家が隠蔽に汲々としている7時間を調査するのは当然だ」と強調した。

また生存学生たちは 「友人たちに最後に言いたいことがある」とし 「私たちも絶対に忘れないで記憶するから、お前たちも私たちを忘れずに、 18歳の時の姿を忘れないで欲しい」と話した。 セウォル号遺族は生存学生たちの発言が終わった後、 舞台に上がって学生たちを抱いて涙を流した。

早くセウォル号を引揚げて9人の未収拾者を家族の中に送りかえせという要求も高かった。 未収拾学生ホ・ダユン氏のお父さんホ・フンファン氏は 「まだ帰らない9人の家族を探すためには、セウォル号の引揚げがぜひ必要だ」とし 「まだ不明者家族は彭木港で泣き叫んでいる。 市民の力でぜひ9人の未収拾者が家族のもとに戻れるようにしてくれ」と訴えた。

文化祭の直前には事前イベントとして「4.16国民調査委」出帆式が開かれた。 政府がセウォル号真相調査を無力化させたため、遺族と市民は国民調査委という民間機構を発足して真相究明を続ける方針だ。 セウォル号家族協議会のチョン・ミョンソン運営委員長は 「昨年、キャンドル国民の力で弾劾政局を作ったように、今年も安全な社会、人間の尊厳が尊重される社会を作ってほしい」とし 「私たちも最後まで真相究明のために行動して実践する」と声を高めた。

一方、この日の光化門集会には約60万人の市民が集まり、釜山と光州、大邱、大田などの地域にも4万5千人ほどが参加した。 彼らはセウォル号の追慕を妨害する「黄教安退陣」を要求し、 政府総合庁舎の前で黄色い紙飛行機を飛ばした。 集会の後の午後7時50分からは、青瓦台と憲法裁判所方向にデモ行進を行った。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2017-01-09 19:25:52 / Last modified on 2017-01-09 19:25:54 Copyright: Default

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