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韓国:金碩基候補、慶州市選管委主催のTV討論会に不参加
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金碩基「金富謙、沈サンジョン、呉世勲も討論会に参加しないのに…」

言及された他の政治家不参加討論会は、選管委の主催ではない

パク・チュンヨプ記者 2016.04.04 15:24

金碩基(キム・ソッキ)候補が慶州市選管委主催のTV討論会に参加しないことについて口を開いた。 政策討論ではなく人身攻撃になるという説明だ。 また、他の候補も討論会に参加しないのに、金候補だけを問題にする理由がないと説明した。 しかし金碩基候補が言及した他の候補が参加を拒否した討論会は、選管委主催のTV討論会ではない。 したがって過怠金賦課の対象でもない。

4月2日、慶州市選管委が4日に主催する候補者討論会に、 金候補が不参加の意思を明らかにしたことで、議論が始まった。

「市民の知る権利を侵害する」という指摘が続いたため、 金候補は4日午前11時、慶州市庁で公約発表記者会見を行った。 この場で金候補は「(討論会不参加の)代わりに主要公約を発表する」と説明した。

不参加の理由として金候補は 「話合いの結果、政策討論会ではなく人身攻撃になると判断した。 視聴者が不愉快になる討論会になる可能性が高い」とし 「竜山の話、日本の話などに言及すること自体が(選挙の)助けにならない」と話した。

金候補が言及した「竜山の話」とは、以前、金候補がソウル地方警察庁長官職にいた2009年、 竜山区再開発区域のデモ鎮圧中に6人の死亡者が発生した事件だ。 金候補は惨事の後、当時の鎮圧が「正当な法執行だった」という立場を明らかにした。

最後に金候補は「金富謙(キム・ブギョム)、沈(シム)サンジョン、呉世勲(オ・セフン)、崔良植(チェ・ヤンシク)も討論会に参加しなかった。 他の不参加事例も多い。 金碩基(キム・ソッキ)だけを問題にする必要はない」と主張した。

これに対して3日に権英国(クォン・ヨングク)候補は金碩基候補事務室の前で記者会見を行い、 「竜山惨事殺人鎮圧責任者は無資格者」と明らかにした。

権候補側は 「金候補の放送討論拒否は、正面から民主主義に背く非常に深刻なこと」だとし 「有権者を蔑視する傍若無人な態度」と指摘した。

最後に「竜山惨事責任者として、一言の謝罪も遺族にしなかった。 日本の天皇祝宴出席の議論、 修士論文剽窃の議論も検証が必要な候補」と批判した。

チョン・ジョンボク候補も4日午後2時に慶州市庁で記者会見を行い、 金候補の不参加を批判した。

鄭候補は「韓国空港公社社長職の任期を満たさず途中で辞任したことに責任感はあるのか、 竜山惨事の真実は何か、 修士学位論文は良心に反していないか、 天皇誕生日のイベントになぜ行ったのか、 慶州市民は気になる」とし 「市民の上に君臨しようとするいかなる候補も慶州市民を代表する資格はない」と批判した。

最後に「政策公約と道徳性について終末討論することを提案する。 批判を嫌って討論会を忌避するのは公人として有り得ない」と話した。

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(ニュースミン/チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2016-04-06 03:32:21 / Last modified on 2016-04-06 03:32:22 Copyright: Default

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