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韓国:「双竜車解雇労働者二度解雇した金融監督院を糾弾する」
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「双竜車解雇労働者二度解雇した金融監督院を糾弾する」

金融監督院が隠匿した双竜車の会計分析報告書の公開を要求する記者会見

キム・ジョンヒ記者 2015.10.27 19:00

双竜車整理解雇無効訴訟事件の破棄差戻し審理が10月28日予定されている中、 金属労組と双竜車支部、双竜車氾国民対策委、略奪経済反対行動は10月27日11時に金融監視委員会の前で記者会見を行い、 「金融監督院隠匿双竜車会計分析報告書公開要求記者会見」を開いた。

[出処:ニュースセル]

双竜車支部は 「双竜車の2008年度財務諸表に有形資産損傷差損として計上された5177億ウォンは適法ではなく、過度に水増しされている」と提起してきた。 双竜車整理解雇無効訴訟事件2審裁判所も2014年2月、双竜車解雇労働者の主張を認めた。 当時、金融監督院が明らかにした85億ウォンとは60倍以上の違いが生じ、 金融監督院が双竜車の会計帳簿とアンジン会計法人の双竜自動車監査などをきちんと管理していないという議論が起きた。

しかし双竜車整理解雇無効訴訟の判決は2014年11月に大法院で逆転された。 双竜車支部は「金融監督院が『有形資産損傷差損を再計算しても、金額はほとんど変わらない』という結論の 『双竜自動車判決内容分析および検討報告書』を検察に提出した結果、 上告審でこの報告書が重視されて大法院が『破棄差戻し』判決をした」と説明した。

双竜車支部のヤン・ヒョングン苦情処理室長は 「双竜車会計操作による整理解雇無効訴訟事件は大法院を経て、またソウル高等法院に差し戻され、激しい裁判が続いているが、 破棄差し戻し裁判が行われている今まで金融監督院の報告書は解雇労働者たちには一切公開されていない」とし 「双竜車が強行した整理解雇は、経営陣と会計法人などが共謀して犯した会計操作によるものだったことを明らかしなければならない」と話した。

記者会見の参加者たちは 「解雇労働者を二回解雇する金融監督院を糾弾する」とし 「金融監督院報告書を直ちに公開しろ」と要求した。

[出処:ニュースセル]

付記
キム・ジョンヒ記者はニュースセル記者です。この記事はニュースセルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-10-28 03:52:47 / Last modified on 2015-10-28 03:52:48 Copyright: Default

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