千皓宣「進歩革新勢力から健康な人を集めて野党圏再編」

統合進歩党を古い勢力と規定して進歩の再編を主導する意志を表明

正義党の千皓宣(チョン・ホソン)代表は、進歩政治再編の過程で進歩革新勢力と共に野党圏再編を主導すると発表した。 また、統合進歩党を古い進歩と線を引き、正義党が進歩政治再編を主導するという意思を明確にした。

千皓宣代表は12月16日、 仏教放送ラジオとのインタビューで 「私たちの党は来年の初めに新綱領により、進歩政治の新しい道しるべを提出し、 庶民を守ることができる強い政党を作る仕事に集中する」とし 「進歩革新勢力の中には健康な人が多いが、そうした人々をできるだけ集めて野党圏の再編強化を主導する構想を整えている」と明らかにした。

千皓宣代表はまた 「正義党は、すでに運動圏の理念と文化を抜け出し、現代的な進歩政党を作りつつある」とし 「北欧福祉国家の経験などを学びながら新しいビジョンを作り出していて、 過去の政策の中で非現実的なものは是正して発展させている」と明らかにした。

続いて「最近では数千人が私たちの党に自発的に入党した」とし 「韓国の政党の中で党員が増え成長している唯一の政党であり、 今では新しい代表的な進歩政党の位置を占めている」と自評した。

千皓宣代表は特に、 統合進歩党解散憲法裁判所審判による政党解散には反対しつつも、 李石基(イ・ソッキ)議員に代表される統合進歩党とは明らかな線を引き、 統合進歩党が古い勢力であることを強調した。

千皓宣代表は、 進歩政治の危機について「進歩政治の最大の部分は信頼と道徳性だが、 その部分が(統合進歩党)比例代表選出の過程で崩れ、いわゆる李石基議員事件で果たして進歩は北朝鮮に対してどんな態度を持つのかという疑問が提起された」と評価した。

また「統合進歩党内では、まだそれ(北朝鮮に対する態度)が司法的判断の対象になっている」とし 「正義党は統合進歩党内でも今もはっきりした立場を持っている」と明らかにした。

千代表は「私たちの党は李石基議員事件であらわれた統合進歩党の一部の人々の言動にはっきり反対していて、 それはそれなりに裁判が進行中」とし 「しかし統合進歩党の綱領が憲法に違反すると考えることはできず、 党が公式な機構を通じて内乱陰謀や扇動した事実はないと見られるので、 無理な公安論理が適用された審判請求だと判断している」と付け加えた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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