韓国:611密陽送電塔建設強行行政代執行証言大会 | |
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密陽のおばあさんたち、「私たちを牛豚のように引き出した」611密陽送電塔建設強行行政代執行証言大会.. 一座嗚咽・失神
キム・バルム記者 2014.06.25 19:56
密陽のおばあさんたちは、行政代執行当時の状況を証言して身震いした。 証言が続く途中、数人のおばあさんがくやしさと怒り、代執行当時の恐怖感で涙を流した。 6月25日午後2時、国会議員会館第9懇談会室で、 張(チャン)ハナ、鄭清来(チョン・チョンネ)、陳善美(チン・ソンミ)新政治民主連合議員と密陽人権侵害監視団、密陽法律支援団が共同で開催した 「暴力と野蛮の密陽を証言する-6月11日の密陽行政代執行状況に対する緊急証言大会」が開かれた。 129番送電塔現場の竪穴を守っていたハン・オクスンおばあさんは 「われわれは生存権を守るために、鉄塔ができる場所に墓穴を掘り、 6人がハリガネを体に巻いて服も全部脱いだ」とし 「警官が突然竪穴に押しかけ、七、八十になるおばあさんたちの全身に触って、 牛・豚のように引き出した」と当時の状況を伝えた。 続いて「牛を捉える時もこんなことはしないのに、 なぜおばあさんにこんな残忍なことができるのか、真相が明らかになるまではゆっくり目をとじて死ねない」とし 「いくら考えても今回の行政代執行は国家が私たちを殺すため計画的に犯した蛮行だとしか思えない」と話した。 127番送電塔にいたというチョン・イムチュルおばあさんは 「竪穴の入口に鎖でからだを縛っていたが、警官たちがその太い鎖を全部切って穴の外に出した」とし 「病院に運ばれ、寒くて気がつくと、私が着ていた上着がすべてなくなり、ブラジャーだけになっていた」と話した。 チョンおばあさんは 「私が死ねば送電塔ができず、原発ができないとさえ言ってくれれば、その場で死んでもよかった」とし 「私たちだけの欲ではない。 補償のためにこうして戦っているのではない。 この国の電源政策を変えるためだ」とし 「われわれは数十億くれても絶対にハンコを押さず、補償も受け取らない」と強調した。 ▲チョン・イムチュルおばあさんが証言している 115番送電塔のキム・ヨンジャおばあさんは 「警察に引きずられて行くと(送電塔建設のために)ショベルカーが私たちの村の果樹園の真中で、柿の木、梅の木をみんな倒して上がってきた」とし 「その姿を見て胸が詰まった。 あの果物の木は私たちの生命の糸だ。 あの果物を取って、売って、野菜を取って売って、子供を勉強させて暮らす国民で農民だ」と話した。 続いて「こんな形で踏みにじられるのはとても悲しい。 大統領がセウォル号事故で何か謝罪したか。 自己責任だといった」とし 「私たちがこうして踏みにじられるのは自己責任か。 国家を改造するのに大統領の精神状態を改造すれば自然に国家は良くなる」と一喝した。 順番に続く証言に、高亭村のキム・スンナムおばあさんが鬱憤に耐えられず、胸を打って泣き、苦痛を訴えたため議員会館内医務室に運ばれ、しばらく中断された。 ▲証言を聞いている間、胸を打って泣いたキム・スンナムおばあさんを周辺の人が落ち着かせている。キムおばあさんはすぐ人々の助けで議員会館内の医務室で安静にした。 101番送電塔のソン・ヨンスクおばあさんは、連帯した市民に感謝を伝えた。 ソンおばあさんは「連帯してくれた市民が当日午前2時、3時ぐらいに山道を迷いながら上がってきたが、雨も降ってとても寒かった。 竪穴の中には空間がなく、支援者たちはみんな竪穴の外で風雨に打たれて夜を明かした」とし 「自分の仕事も放棄して密陽まできて、私たちを守ってくれるという態度は、 人を捕まえようとする警官たちの態度と対照的で、本当にありがたかった。 支援者がいなければ、本当に大変だっただろう。 見えない所に隠れている支援者の人たちはとても多かった。 私たちを保護してくれた支援者がいたから、ここまで来られた」と話した。 行政代執行の時におばあさんたち共に竪穴を守ったカトリック修道女の証言もあった。 チョ・ミョンスン修道女は「警察はまず市民の支援者、国会議員、司祭、関係なく無惨に引き出し、中にいたおばあさんの体の鎖を切り、持ち上げてあげて引き出した」とし 「その残酷さとすさまじさに、これは戦争だ、国が崩れるような気持ちだった」と話した。 ユ・ジェヨン修道女は 「なぜ修道者がそこに行ったのかと聞く人々がいる」とし 「神様の言葉で生きる私たち修道女が見ても、この問題は限界に達したと判断した。 おばあさんたちと連帯して良心の声をあげることが私たちの役割だと考えたので現場に駆けつけるしかなかった」と付け加えた。 行政代執行の過程を取材していたプレシアンのチェ・ハヤン記者は、 当時の警察の取材妨害を証言した。 チェ記者は「記者票を見せても取材中に引き出され、また体当りして入るということを何回も繰り返さなければならなかった程、警察の取材妨害は激しかった」とし 「警察の取材妨害は密陽にいない市民が密陽で何が行われたのかを知る権利を侵害するもので、 今後訴訟になれば、裁判所が証拠として採択できる記者の記録を妨害したという点で、 訴訟権も剥奪したと思う」と話した。 張ハナ議員は 「警察がさらに高い権力の上層部から強行しろという命令体系がなければ、 あんな暴力的な行政代執行を敢行したかという疑問を感じる」とし 「警察に当時の基本的な無線内容と真偽を把握できる資料を要請したが、 2週間たってやっと今日提出するという連絡を受けた」と話した。 国会下半期の常任委構成で安全行政委員会に配分された鄭清来(チョン・チョンネ)、陳善美(チン・ソンミ)新政治民主連合議員は、 6月11日の密陽行政代執行問題を常任委内の第1課題として、真相を糾明することを約束した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-06-26 08:34:15 / Last modified on 2014-06-26 08:34:16 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |