韓国:年間報告書「韓国のLGBTI人権現況2013」発行 | |||||||
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年間報告書「韓国のLGBTI人権現況2013」発行「レインボー指数」を参考にした韓国性少数者の人権指数は39位
カル・ホンシク記者 2014.05.17 16:56
昨年、韓国の女性・男性同性愛者、両性愛者、トランスジェンダー、インターセックスなどの性少数者 (LGBTI)の人権現況を入れた年間報告書「韓国のLGBTI人権現況2013」が5月16日に発行された。 性的指向・性自認法政策研究会(以下 法政策研究会)は5月17日の 国際性少数者嫌悪反対の日(IDAHO)をむかえ、 少数者の人権を保障する国際社会の傾向と違い、 相変らず性少数者への差別と人権侵害が深刻な韓国の現実を国内外に知らせるため、 この報告書を発行したと明らかにした。 今回の報告書を見れば、ヨーロッパ49か国の性的指向・性自認関連制度の有無によって測定される「レインボー指数(Rainbow Index)」を参考にして、 韓国の性少数者人権指数を測定した結果、15.15%(100%が完全平等)だった。 これは16%で38位に留まったリヒテンシュタインより低い数値だ。 人権指数が高い国としては、英国(77%)、ベルギー(67%)、ノルウェー(66%)などがあり、 韓国より低い国はトルコ(14%)、ウクライナ(12%)、ロシア(7%)がある。 続いて報告書には、△犯罪化、△教育/青少年、△表現/集会/結社の自由、 △軍隊、△警察、△嫌悪表現、△いじめ/暴力/嫌悪犯罪、△家族構成権、 △性的権利と再生産権、△社会保障の16分野で性少数者差別、差別是正と人権増進などの人権現況が含まれている。 また報告書では韓国の性的指向・性自認関連の法制現況を図表に整理して収録した。 付録には、昨年の性少数者判例と人権委員会の決定例、性少数者団体現況、性的指向と性自認に関する国際人権法の適用原則のジョクジャカルタ原則全文が掲載されている。 この報告書は法政策研究会のウェブサイトでダウンロードし読むことができる。 法政策研究会のチャン・ソヨン会長は 「国際社会から見れば、韓国は言語的、地域的な障壁によって 性少数者の人権状況に関する国家情報が不足している国の一つ」とし 「この報告書の英文版を発行するため、国際連合開発計画や米国国際開発処に ファンド支援を要請している」と明らかにした。 付記
カル・ホンシク記者はビーマイナーの記者です。この記事はビーマイナーにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-05-18 15:47:35 / Last modified on 2014-05-18 15:47:36 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |