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韓国:送電塔反対に連帯した現代車非正規職解雇者拘束
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送電塔反対に連帯した現代車非正規職解雇者拘束

支会は釈放を要求して警察の過剰対応に抗議書簡

ヨン・ソンノク記者 2014.03.03 10:13

密陽送電塔建設反対住民に連帯した現代車非正規職解雇者イ・ウンファ氏が現場で逮捕され拘束された。 密陽警察署は業務妨害と交通妨害を理由として李氏に拘束令状を申請した。

▲現代車非正規職支会と密陽送電塔反対対策委は3月2日午前、イ・ウンファ氏の拘束に抗議する記者会見を行って密陽警察署に抗議書簡を渡した。(c)ヨン・ソンノク記者[出処:蔚山ジャーナル]

現代車非正規職支会(キム・ソンウク支会長)と密陽送電塔反対対策委員会は3月2日午前、 密陽警察署の前でイ・ウンファ氏拘束に抗議する記者会見を開き、 密陽警察署長に抗議書簡を渡した。

二人が連行された2月28日朝、住民たちは韓国電力職員の出入りを止めるために上東面121番送電塔建設現場の進入路にいた。 その日、現場で住民と連帯した現代車非正規職支会解雇者のイ・ウンファ氏と民主労総蔚山本部のキム・ヒジョン宣伝局長が連行された。 キム・ヒジョン局長は3月1日午後10時30分頃、警察の調査を受けて解放されたが、イ・ウンファ氏には2日の午前に拘束令状が請求された。

2月28日に連帯のためん蔚山に行った彼らは、上東面の121番送電塔工事現場進入路にいた。 現場にいた目撃者の陳述によれば、午前6時に住民が韓国電力作業者の出入りを止めるために待機していた。 朝7時30分頃、密陽警察署長が現場にきて住民と支援者に司法処理の対象だと放送した後、韓電の車両を入れるよう警察官に指示した。 警察は、強制的に手足を持って支援者たちを引出し、一人ずつ取り囲んだ。 その中で二人はそれぞれワゴン車にのせられて警察署に連行された。

二人は工事現場進入路のノンノ橋の上に立っていて、警察と物理的な衝突はしなかったことがわかった。 現場にいたA氏は「警察に抗議して道に立っていたという理由で連行したのも警察の過剰対応だが、拘束令状請求までするのは連帯を止める意図ではないか」と話した。

李氏の令状実質審査は3月4日頃に開かれる予定で、 一緒に蔚山に連帯に行った人々が李氏釈放のための嘆願書を集めている。

付記
ヨン・ソンノク記者は蔚山ジャーナルの記者です。この記事は蔚山ジャーナルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-03-04 07:17:44 / Last modified on 2014-03-04 07:17:44 Copyright: Default

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