韓国:竜山5周年追慕大会 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
竜山惨事5年...「ここに人がいる、共に戦い、共に暮らそう」竜山5周年追慕大会...「国家暴力による竜山虐殺を忘れない」
チョン・ウニ記者 2014.01.18 19:31
1月21日の竜山惨事5周年を前に、遺族や釈放された撤去民をはじめ数千人の参加者が国家暴力による竜山虐殺を思い出し、共に暮らし共に戦おうという闘争の意志を集めた。 竜山惨事5周年汎国民追慕委員会は1月18日午後2時、竜山惨事現場で追慕集会を、 4時にはソウル駅で闘争大会を進めた。 空地の駐車場として放置されている竜山駅前の竜山惨事現場には、竜山惨事の 遺族と収監生活を終えた生存者、社会団体会員など約700人が集まり、5年前に 起きた警察の殺人鎮圧を糾弾して、犠牲者を追慕する集会を開いた。 追慕集会で竜山惨事真相究明委のチョ・フェジュ代表は、「竜山惨事が起きて 5年になるが、撤去民の死の真相は相変らず明らかになっていない」とし、 「朴槿恵政権でも竜山惨事の真実を糾明する努力を続けなければならない」 と強調した。 チョ・フェジュ代表は「真実を隠し、捜査記録3千ページを裁判所に提出しなかった 当時の鄭炳斗(チョン・ビョンドゥ)捜査本部長は大法官候補になり、警察の 責任者である金碩基(キム・ソッキ)元ソウル警察庁長官は韓国空港公社の 社長になった」とし「逆行する現実を正すために、闘争を続けることが烈士の 意を受け継ぐこと」と声を高めた。 5年前に櫓に上がって死亡したイ・サンニム烈士の息子で生存者のイ・チュンヨン 元竜山4商工撤対委員長も「竜山を忘れないでほしい」とし「李明博政権に続き、 朴槿恵政権も竜山惨事の真実を隠すことに汲々とするだけで、撤去民と皆さんが 政権退陣のための努力を続ける」と声を高めた。 追慕集会に続いて進められた竜山5周年闘争大会では国家暴力に対抗した闘争の 意思を確かめ合う一方、連帯を訴えた。 統一問題研究所の白基玩(ペク・キワン)所長は「朴槿恵大統領は国民の幸福を 望むのか」と問い「それなら竜山虐殺の主犯、李明博を捕まえろ」と要求した。 彼は続いて「朴槿恵はそれどころか、庶民を殺し、労働者を監獄に入れている」 とし「不正選挙で大統領になり、国民の幸福を望むと嘘をつく朴槿恵大統領を われわれは追い出さなければならない」と訴えた。 竜山惨事の遺族と出所した撤去民は、真相究明と責任者処罰闘争に連帯してきた 人々に感謝を表現し、持続的な闘争を約束した。 竜山惨事真相究明委のキム・テオン状況室長は、「竜山のナミルダンは2009年 1月21日、竜山虐殺が起きた5年前のまま止まっていることを確認した」として 「虐殺現場が駐車場として放置されているからだけでなく、真相が究明されず、 多くの労働者民衆の弾圧が今も行われているからだ」と発言した。 竜山惨事のチョン・ジェスク遺族は「われわれは5年前のまま止まっているが、 朴槿恵大統領は私たちを二回殺している」と糾弾した。彼女は「だが私たちには 皆さんがいる」とし「5周年を控えて皆さんの心から竜山が忘れられるのではないかと 恐ろしかったが、拘束された撤去民は釈放されても私たちの隣にいる」とし、 「有難いという言葉しか言葉がない」と表現した。 チョン・ジェスク遺族はまた「金碩基を追い出し、朴槿恵を退陣させるために 先頭に立つ」とし「皆さんがしんばり棒になってほしい」と頼んだ。 竜山闘争と共に来た双竜、江汀と密陽闘争の仲間たちも演壇に立ち、この5年の 時期を振り返る一方、持続的な闘争を決意し、連帯を訴えた。 金属労組双竜車支部のキム・ドクチュン支部長は「双竜車整理解雇後、3千人が 路上に座り、20人ほどが命を絶ち、47億ウォンの損害賠償訴訟で、5回目の冬を むかえたが、連帯闘争の仲間たちのおかげで闘争することができた」と述べた。 続いて彼は「財閥権力は、拘束されてもあらゆる理由で解放されているが、 労働者たちは拘束され続けるこの現実の中心には朴槿恵がいる」とし「整理解雇と 労働弾圧粉砕のために、朴槿恵に対してさらに強く闘争する姿を見せる」と述べた。 海軍基地反対住民対策委のコ・ゴニル副委員長は「済州の戦争基地に反対する 闘争で、今日も裁判長に呼ばれたが、生命平和の気持ちを守り続ける」として 「新しい世の中が今年は開かれると信じて、連帯しよう」と提案した。 密陽からきたク・ミヒョン住民は「密陽には数千人の警官が、占領軍のように 攻め込んで工事をしている」とし「完成した送電塔8本は、われわれ住民が血を 流して倒れたことの象徴物で、拘束され抑圧される恨みに満ちた凶物で怪物」 だと述べた。続いて「われわれ住民はとても疲れている」とし「25日の密陽希望 バスに参加して、暖かく手を取り、抱いてほしい」と頼んだ。 民主労総のヤン・ソンユン首席副委員長は、「法と原則を最も重要に思うという 朴槿恵政権は、民主労総を侵奪した」とし「民主労総は不法な政権に対抗して、 また立ち上がることにした」と述べ、「金碩基、李明博が拘束され、朴槿恵が 退陣する出発点にする」と宣言した。 彼はまた、「2月25日のゼネスト勝利が必要であるのは、竜山虐殺の主犯に歴史 の審判を受けさせるため」とし「沈黙したり服従せず、抵抗の旗を民主労総と 共にさらに高く掲げよう」と提案した。 竜山惨事真相究明委は20日の12時に磨石牡丹公園烈士墓地で追慕祭を開き、28日 には「ソウル市ニュータウン出口戦略2年、その成果と課題」を主題とする 追慕討論会、29日には竜山生命平和ミサを行う。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-01-19 12:38:51 / Last modified on 2014-01-19 12:38:51 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |