韓国:指名手配されていた平和活動家を6日に逮捕 | |
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5万ウォンの罰金で指名手配されていた平和活動家を6日に逮捕警察、「逮捕ではない」...平和活動家、「ミランダ告知をして逮捕しておいてなぜ否認するか」
ムン・ジュヒョン記者 2014.01.07 11:18
済州海軍基地反対活動をする平和活動家のパク・ソンス氏を群山警察署が1月6日に逮捕した。検察が罰金5万ウォンの納付を拒否したパク・ソンス氏に対し、1月3日に指名手配して、このような事件が起きた。 平和活動家のパク・ソンス(群山出身、40)氏は2011年から最近まで、済州道の 江汀村に留まって、海軍基地建設に反対する住民の闘争に連帯した。ソンス氏 は特に、毎日住民の闘争を映像で記録して、警察力などの無理な執行と海軍基地 工事の過程での不法を告発してきた。 ▲平和活動家パク・ソンス氏が、検察の納得できない処置に抗議して1人デモをした。[出処:チャムソリ] また最近では環境保護などを訴えて徒歩で全国を一周し、学生に自然保護の 宣伝ビラを配るなど、生命平和を一生懸命実践している人だった。 そんな彼を検察が指名手配までしたのは、僅か5万ウォンの罰金納付を拒否した ためだ。ソンス氏の罰金は2012年2月12日、済州道江汀村前のクロムビ岩(江汀 近海)で連行されたことが理由だ。 当時、クロムビ岩に反対住民たちが設置した舞台を海軍基地建設業者の職員が 戒告状なく無断で撤去を試み、これを防ぐためソンス氏を含む14人の守備隊が クロムビ岩に入り、警察に連行された。江汀住民と守備隊は、戒告状なしの 舞台撤去(現行法上、戒告状を付けて強制執行しなければならない)は正当性がないと 抗議したが、警察は14人の守備隊を不法集会主導者として逮捕した。 これに対して江汀村会は「建設業者の便宜のために、これに抗議する市民を 逮捕する行為は、警察が公務員の本分を忘れている」と糾弾した。 ソンス氏は記者との通話で「その事件の前に済州市にクロムビ岩に出入できる のかを尋ねる文書を送り、出入できるという内容の回答を受けた」としながら 「舞台は住民と守備隊の財産であり、建設業者がみだりに撤去できないのに、 これを止めようとした私たちを逮捕した行為は不当だ」と明らかにした。 問題は、不法集会など集示法違反で逮捕された14人は、後で集示法違反ではなく 軽犯罪処罰法違反で10万ウォンの罰金刑を確定した。これについてソンス氏は 「不法を行ったことがなく、罰金は払えない」として正式裁判を請求し、裁判所は 5万ウォンを削減する判決をした。 ソンス氏は「裁判所が5万ウォンを削減したが、とても容認できなかった」とし 控訴を準備したが、本土から済州道裁判所の裁判に参加するために必要な経費 が高額になるためあきらめた。 検察の指名手配の知らせを3日に知ったソンス氏は、6日に全州地方検察庁群山支庁 の前で1人デモを行い、警察に逮捕された。彼は逮捕当時「警察暴力の証拠があっても 無罪、市民罰金5万ウォンも指名手配。大韓検察はしっかりしろ!」という プラカードを持っていた。 ▲検察が罰金5万ウォン納付を拒否した平和活動家パク・ソンス氏を指名手配した。[出処:チャムソリ] ソンス氏は「江汀闘争が始まった後、検察は海軍と警察の暴力、不法逮捕など に対しては明白な動画資料を提出しても、無罪処理をした」とし「村の住民は 検察の釈明を要求する記者会見をしたが、直さない。むしろ、住民と守備隊を 連行し、裁判、弾圧が続いている」と検察の態度を批判した。 一方、群山警察署は「検察から令状を受けて執行した」とし「本人が1人デモを して、プラカードに自分を処理してくれと言ったからした」とし、逮捕という 単語に強い拒否感を表わした。 しかしソンス氏は「プラカードを持っていると警察が来て、住民番号を知らせ れば逮捕をすると説明したが、住民番号を知らせなかった」とし「後で身元照会 をして令状を持ってきて、ミランダ告知をした。派出所では逮捕確認書に印鑑も 押した」と話した。 ソンス氏は6日に検察庁群山地検に移送され、一日労役したと見なされて解放された。 付記 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-01-08 00:39:32 / Last modified on 2014-01-08 00:39:32 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |