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韓国:警察と住民対立の中で韓電が工事
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警察と住民対立の中で韓電が工事

韓電の作業車両を止めようとした住民を警察が強制的に引き出す

ヨン・ソンノク記者 2013.10.16 18:05

10月16日午前、密陽送電塔84、85、86、89番の建設現場進入路で、警察は四回にわたり住民を連行したり強制的に引き出し、その過程で住民1人が病院に運ばれた。

▲警察に引き出されて眼鏡のレンズが抜けた住民が倒れている。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

警察は、住民たちが警察の車と韓電作業車両と見られる大型トラックを防ぐため、 午前5時から10時30分の間に四回にわたり、住民を強制的に引き出した。

密陽警察署長は午前7時50分頃に現場を訪問し、韓電の作業車両を阻止するため に進入路を守っている住民たちに「住民が車両通行を阻止するのは困る」と言った。 住民たちは「なぜ警察は住民を防ぎ、韓電は出入させるのか」と抗議した。

9時30分頃、慶尚南道地方警察庁長官が現場を見まわって帰り、警察は道路に座っ ていた住民7人全員の手足を持って道の外に引き出した。

警察は引き出された住民を3重に包囲して、30分ほど道路周辺に監禁するかのよ うに取り巻き、その間、韓電の作業車両と見られる大型トラック8台が抜け出し、 住民が止めていたトラクターを警察が移動させた。

▲警察が住民を引き出して三重に防いだ。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

▲警察は住民を強制的に引き出した後、道端に止めていたトラクターを移動し、韓電の作業車両8台が抜け出た。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

午前5時には住民のパク・チノ氏(57)がトラクターを走らせてパドゥ里に入ろうと したところ連行され、警察1人が応急室に運ばれた。

現場にいた住民によれば、「朴氏がトラクターを走らせて働きに行っている間、 警察が防いだ。その過程で警察がトラクターにぶつかったとして倒れたが、 少しかすった程度」だという。警察は密陽病院に運ばれたが「骨に異常はなく、 診断書も発行されない軽い打撲傷程度の医師の所見が出された」と密陽送電塔 反対対策委は明らかにした。

トラクターを運転していた朴氏は特殊公務執行妨害で昌原西部警察署に連行さ れた。移送前に警察は「トラクターのキーを探するに10分ほど時間がかかり、 その後に連行した」と現場にいたムン某氏が伝えた。

その後、住民のソン・ヨンスク氏が警察と揉み合っている時に腰痛で密陽病院 に運ばれて、2週間の診断を受けた。

人権侵害監視団は「住民を強制的に引き出した法的根拠を警察に要求したが、 警察は何の根拠も出さず、脅迫的行動をするだけだった」と伝えた。

▲16日午前、送電塔反対住民を婦人警官が強制的に引き出した。[出処:蔚山ジャーナル ヨン・ソンノク記者]

韓電は10月2日から5か所で行った送電塔工事をさらに三か所増やし、現在8か所 で進めている。(記事提携=蔚山ジャーナル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-17 00:13:57 / Last modified on 2013-12-17 09:53:41 Copyright: Default

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