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韓国:韓電、送電塔強行に抗議する清道住民と衝突
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韓電、送電塔強行に抗議する清道住民と衝突…負傷者発生

韓電「密陽工事を再開すれば清道郡三坪里も工事する」

パク・チュンヨプ記者 2013.10.01 22:17

[出処:ニュースミン]

密陽送電塔建設再開の一日前、清道郡三坪里の住民が10月1日午前11時に大邱市 中区の韓国電力大邱慶北開発支社正門前で「密陽と清道の平和祈願・100拝祈祷行動」を繰り広げた。韓電側は行動を行う住民を強く制止し、この過程で三坪里の住民が負傷した。

百拝イベントに参加して負傷した三坪里住民のキム・チュナ氏(63)は右手首が 折れ、病院で治療を受けた。キム氏は「医師は靭帯破裂だといった。イベント 開始前に陰でしばらく休んでいると、韓電の職員に押し倒された。最近は柿の 収穫シーズンで、手が十本でも足りないのにくやしい」と心情を伝えた。

キム氏と衝突したファン・ソンハ韓国電力大邱慶北開発支社送電開発チーム次長 は「百拝の前に正門の蛇腹門を閉めようとすると、キム・チュナ氏が入ろうと した。突然飛び込んで左手で止めた」とし「止める過程であたった。病院は右手 の捻挫だというが、怪我をした理由は正確にはわからない」と釈明した。

百拝祈祷行動は「清道345kV送電塔反対共同対策委元会共対委」と、政党・社会 団体所属の活動家、大邱・慶北市民など40人ほどが進めた。

彼らは「地中化および代案路線検討など、住民の終始一貫した要求事項を全く 受け入れない韓電の一方的な工事再開方針は、密陽と清道住民の強い反発を呼 ぶだけ」とし「韓電がまた工事を強行するのは、密陽と清道住民の切迫した気 持ちを完全に無視する処置で、年老いた住民を再び死地に追いやるもの」と指摘した。

[出処:ニュースミン]

▲韓電職員の制止でキム・チュナ氏は手首が折れ、病院で治療を受けた。[出処:ニュースミン]

韓電側の強硬な対応に対し、参加者は百拝祈祷行動の前から激昂した声でくや しさを訴えた。清道送電塔対策委共同代表のペク・チャンウク新民族教会牧師 は、「ドイツや米国はこのような事業では誠実に手続的な正当性を備えた。 韓電は安易過ぎる」とし「一生土地だけ見て暮らしたおばあさんたちの反発は 予想できなかったと、国策事業だからと建設を強行するのは民主主義国家か? ファシズム国家だ」と強く非難した。

清道送電塔対策委のピョン・ホンチョル実行委員は「大邱で作られる電気は、 大邱市の電気使用量のせいぜい1.3%だという。それ以外のすべての電気は無力 で学もなく貧しい人々が暮らす所で作られる」とし「密陽送電塔を防ぐため、 イ・チウさんがからだに火を付けて亡くなった。こうした悲しみは世の中から なくすべきだ」と話した。

▲ペク・チャンウク新民族教会牧師[出処:ニュースミン]

[出処:ニュースミン]

韓電、「三坪里送電塔建設は不可避」
「地中化は効用性と経済性の考慮が必要...住民の希望を100%聞けない」

三坪里住民の反発にファン・ソンハ韓国電力大邱慶北開発支社送電開発チーム 次長は「清道と密陽の送電塔は密接に関係がある。密陽が工事を再開すれば、 状況を見て、私たちも工事するほかはない」とし「電力消費は突然増えること があり、予備電力を確保しなければ韓国は正常に回らない。電力供給者の立場 として今後10年、20年を見通して建設する」と送電塔建設は避けられないと 強調した。

一角から送電塔建設の代案と主張する送電線地中化について、ファン次長は 「地中化すれば接続設備も別に必要だ。田畑で地中化した事例はなく、地中化 するには工事現場すべてを買収しなければならない。住民の希望を100%すべて 受け入れることはできない。効用性と経済性を考慮しなければならない」と主張した。

新古里原発3、4号機が来年8月以後に完工すると予測される状況で、原発で生産 された電気をソウル地域に供給するための送電塔は避けられないということは、 工事強行の名分ではないかという質問にファン次長は「反対側はそう主張する が、それが正しいのなら政府と韓電で工事を今無理に再開するか?」と反問した。

続いてファン次長は「個人的には2001年の経過地選定後、事業に着手した時に、 会社や政府が民主主義に対する国民意識水準について行けなかったのは事実だ。 (相談なしで)まず調査して、後で最適経過地を決めて着手したので住民と問題 が生じたのだろう」とし、「住民が『なぜ(建設に関して)話をしないのか』と いうが、この事業は2000年当時(変更前)のシステムで進められたためだ。今は 経過地選定前に事前説明会を開いている」と話した。(記事提携=ニュースミン)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-10-02 22:44:46 / Last modified on 2013-12-17 09:47:37 Copyright: Default

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