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韓国:国情院問題で民主党が場外闘争を宣言
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民主党、ソウル広場で...「忍耐力は完全になくなった」

金ハンギル、「セヌリ党と青瓦台、国家情報院は真実糾明の意志が全くない」

キム・ヨンウク記者 2013.07.31 17:42

「国民は怒り、民主党の忍耐力は完全になくなった」

セヌリ党をなだめながら、国政調査が混乱しないように譲歩交渉という議論まで甘んじてきた民主党が場外闘争も始める。

金(キム)ハンギル民主党代表は、7月31日午後に緊急記者会見を行い「民主主義 の回復と国家情報院改革のための国民運動を始める」とし、秋美愛(チュ・ミエ) 本部長が担当してきた「政治工作真相究明および国家情報院改革運動本部」を 「民主主義回復と国家情報院改革国民運動本部」に拡大改編すると明らかにした。

国民運動本部本部長は、直接、金ハンギル代表が担当する。金ハンギル代表は 「党代表の私が直接本部長を担当し、この局面を率いる。院内外闘争と交渉を 党代表が直接率いる」と強調した。民主党は、国民運動本部の初の事業として、 8月1日に市庁前ソウル広場に国民運動本部を設置し、国民と一緒にする初の 議員総会をソウル広場の現場で開く方針だ。

金ハンギル代表はこの日の記者会見で、「今日、大韓民国の民主主義の歴史を 作ってきた民主党の代表として、本当に切実な気持ちでここに立った」として 「セヌリ党は(国家情報院綱紀紊乱)国政調査期間45日のうち30日を混乱させ、 3回の紛糾と20数日の国政調査中断、証人採択拒否により、もはや国政調査の 成果を期待するのが難しい状況に至った」と話した。

[出処:民主党]

金ハンギル代表は「綱紀紊乱事件の主犯を『条件付き』という言葉で保護して、 野党を欺瞞し、その上、これほど重要な状況なのに夏休みを理由にして、国政 調査から逃げようとする与党の態度は国民と国会を侮辱するもの」と非難した。

金代表は「民主党はこれまで、党内外の批判にもかかわらず、セヌリ党を説得 し、忍耐して、今まできた」とし「民主党は、国政調査を正常に稼動させるた めに忍耐に忍耐を重ね、耐えるだけ耐えた」と強調した。

彼は「しかし、今やセヌリ党と青瓦台は国家情報院大統領選挙介入事件の真実 糾明と国家情報院改革の意志が全くないことが確認された以上、もう耐えられ なくなった」とし「民主党は民主主義回復と国家情報院改革のために、国民と 共に立ち上がる。民主党はそのため非常体勢に突入する」と明らかにした。

これに先立ち、この日の午前、民主党は緊急議員総会を開き、非常体勢への 突入を決め、今後の行動方針を指導部に委任した。

この日の議員総会では、場外闘争に突入しようという所属議員の発言があふれ る中で、院内では国政調査の成果に集中しようという意見も出された。

李錫玄(イ・ソッキョン)議員は「国政調査の期限が何日も残っていないのに、 セヌリ党は夏休みを取るとはとんでもない。国会をボイコットして場外闘争を しよう。局面をひっくり返さなければならない」と要求した。

李穆熙(イ・モッキ)議員は「もうセヌリ党は常識的な行動をする政党ではない。 政府とセヌリ党が非合理的、非常識な態度を取り続ければどうするのか。国民 に訴える道しかない」と明らかにした。

国調特別委広報団長の禹相虎(ウ・サンホ)議員も、「院内国政調査は諦めない が、強力な場外闘争も必要だ」とし「今日は戦略戦術転換の時だ。全ての地域 の同時広報戦が必要だ」と強調した。

李学永(イ・ハギョン)議員は「場外で早く陣地を作らなければならない。民主党 の支持者が望むことは、成果ではなく、むしろ戦う意志を見たいということ」と 明らかにした。

これ以外にも、盧英敏(ノ・ヨンミン)、兪承希(ユ・スンヒ)、朴映宣(パク・ヨ ンソン)、金賢美(キム・ヒョンミ)議員なども場外闘争の必要を主張した。

国調特別委委員長の辛基南(シン・ギナム)議員は「国政調査の合意を引き出した 指導部の労苦を評価して、院内で集中してがんばろう」と明らかにした。

李彦周(イ・オンジュ)院内報道担当者は、金ハンギル代表の記者会見の前に開 かれた懸案ブリーフィングで「民主党は元世勲(ウォン・セフン)前国家情報院長、 キム・ヨンパン前ソウル警察庁長官の証人採択と出席担保、国政調査の正常化が 実現しなければ、重大な決定をする」とし「これらすべての責任は、セヌリ党と 青瓦台が取るべきだとはっきり申し上げる」と述べた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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