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韓国:「国民大統合はまず江汀との対話から」
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「朴槿恵、国民大統合にはまず江汀と対話から」

江汀村、「海軍基地予算を削減しなければ国論は分裂」

ソン・ジフン記者 2012.12.24 15:41

江汀村会と済州海軍基地建設阻止のための全国対策会議は朴槿恵(パク・クネ) 大統領当選人とセヌリ党に「国民大統合のためには、無条件の工事の強行を呼 ぶ来年の海軍基地関連予算をひとまず削減し、暫定的な工事中断と真相調査、 再検討に合意しろ」と要求した。

民主統合党など野党圏陣営に対しても「大統領選挙の敗北意識から抜け出し、 本当に国民の人生を救う政党として出直すのなら、済州海軍基地2013年度予算 の削減にすべてを賭けろ」と指摘した。

江汀村会と全国対策会議は12月24日午前、国会前で緊急記者会見を行い、 「2011年、設計を検証せずに予算は策定しないという与党野党の合意を守れ」 とし、11月にセヌリ党が単独処理した2013年の海軍基地建設予算を削減しろと 要求した。現在海軍基地予算は国防委を経て、予算決定特委に保留されている。 与野は大統領選挙以後、予算案を再審査することに合意している。

[出処:江汀村会]

江汀村会と全国対策会議は記者会見で「事業の検討もせずに強行すれば、地域 の対立増幅はもちろん、国論分裂にまで発展する」とし「朴槿恵当選者の国民 大統合が本気なら、政府は積極的に地域住民と対話しろ」と要求した。

彼らは続いて「指摘されていたのに妥当ではない地域に港建設を無理に推進す る過程で、設計ミスの問題が起き、結局15万トン クルーズ2隻の自由な入出港 の問題に深刻な疑問が提起された」と指摘し、済州海軍基地建設は「国家予算 浪費の見本」と批判した。しっかりした検証と再議論なく予算案を通過させる なという主張だ。

彼らはまた「6年間、きちんと農作業ができず、家計負債が激しくなり、家庭の 不和まで味わっている住民」と「3回の自殺騒動」など、この6年間、海軍基地 の建設で受けた住民の被害と国家暴力の例に言及し「侵略軍のようなふるまい を見せる軍隊と警察は、いったい何のためのもので、誰のための軍隊であり、 警察」なのかと問い質した。

彼らはこうしたことは海軍基地建設が「国家安保事業という名で事業の目的性 をはっきり納得できるように説明せず、住民の自発的な譲歩なく進められた事 業」なので発生したと主張した。記者会見の参加者は工事の強行を阻止し原点 から再議論するために、まず2013年予算案を削減しろと要求した。

2010億ウォンが策定された2013年の済州海軍基地建設予算は、民主党の反対に もかかわらず、11月にセヌリ党が単独処理した。その後、予算特別委に係留さ れ、大統領選挙以後に再議論すると合意した。しかし朴槿恵当選者はこれまで ずっと海軍基地の必要性を主張しており、海軍基地建設予算の削減は容易では ないという展望が優勢だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-12-25 18:47:00 / Last modified on 2012-12-25 18:47:01 Copyright: Default

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