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KT、不当解雇で勝訴後に復職労働者がまた懲戒

KT全北本部、不当解雇復職KT労働者に停職3か月懲戒

ムン・ジュヒョン記者 2012.10.30 12:08

10月22日、1年ほどの復職闘争の末に労働委員会の不当解雇で勝訴し、7月に復職 した全北地域KT労働者ウォン某氏に対し、KT全北本部は停職3か月の懲戒処分を 通知した。復職してわずか3か月の出来事だ。

KT全北本部は懲戒議決要求で「2012年7月福祉後にも業務分担署名を拒否するな ど正当な業務指示を拒否し続けており、2011年末(解雇期間)にKT社屋前の通り で『死の企業KT』等の文句を書いたプラカードを持ち、その内容を含むチラシ を数回にわたり配布するなどで会社を誹謗し名誉を傷つけた」と書いた。

これに対しKT全北顧客本部普通人事委員会は「該当労働者は、就業規則と人事 規定施行細則などを適用し、停職3月と議決する」と懲戒議決の理由を明らかに した。

これに対しKT労働者のウォン氏は「KT全北本部の主張する業務指示拒否はおか しい」とし「業務分担署名の場合、商品販売の強制が業務分担票にあった。 これは正当な業務指示ではなく訴訟中なのに、これに対し法院の判決が出る まで了解してくれと求めた」と明らかにした。

また「私の業務は顧客支援チームで、商品販売まで強要するのは不当だ」と明 らかにした。

一方、KT労働人権保障のための全北地域対策委は、KT労働者の懲戒議決の知らせが 伝えられると、即刻反論声明を発表した。

対策委は「労働者が『死の企業KT』というプラカードを持って一人デモをした のは解雇期間のことで、当時2人のKT労働者が会社内での苛酷な勤務環境と労働 弾圧で死ぬなど、2011年だけで10数人の労働者が死んだ」とし、「この明白な 事実を知らせることを懲戒理由としたのは表現の自由侵害であり、不法な解雇 と会社の誤った経営で労働者が被害を受けても、それに対し何の対応もしない ということ」と反論した。

また、対策委は「9月に殷秀美(ウン・スミ)議員室と労働団体の主催で開かれた 記者会見で、会社は特定の労働者を対象とする退出プログラムを実行したとい う良心宣言もあった」とし「KTは労働者弾圧を中断して反省するべきなのに、 そうしていない状況が遺憾だ。不当な懲戒を乱発して労働者を弾圧する経営を 中断しなければならない」と明らかにした。

今回停職3月を受けたKT労働者のウォン某氏は退出プログラムに属していた。 (記事提携=チャムソリ)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-10-31 04:54:54 / Last modified on 2012-10-31 04:54:54 Copyright: Default

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