韓国:済州、10年ぶりの暑さ...江汀平和大行進二日目 | |
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済州、10年ぶりの暑さ...江汀平和大行進二日目[平和大行進]負傷、脱力にも行進を続け「それでも止まらない歩み」
済州=ソン・ジフン記者 2012.07.31 22:11
7月31日、済州は10年ぶりの暑さの記録を更新した。済州の気温が34.9度を記録 した行進二日目、うだるような猛暑にも江汀平和大行進の歩みは止まらない。 一日遅く合流した参加者により、初日より大行進の参加人員もぐんと増えた。 二日目、西進は350人、東進は200人ほどが行進を始めた。 行進二日目、東進と西進はすべて江汀村に海軍基地建設が決定する前海軍基地 建設候補地であった和順とウィミに向かった。海軍は2002年、安徳面和順港を 海軍基地候補地に選定した。しかし和順の住民がいっせいに反対し、海軍はま た2006年南元邑ウィミに候補地を変更した。江汀が候補地に選ばれたのは2007 年4月だ。三か所とも海軍は『海軍基地の最適地』だと主張した。 東進を率いるカン・ドンギュン江汀村会長は、ウィミ港で行進団に海軍基地の 建設推進過程を説明し「海軍がウィミでも住民が反発し、海軍基地建設を放棄 しようとしたが、キム・テファン前済州道知事が選挙法違反と住民召喚などで 政治生命が終わる危機に処して、政治生命を維持するために突然、江汀を選択 した」と話した。カン会長は続いて「1兆ウォン国策事業がこのようにでたらめ に行なわれている」と批判した。 ウィミ港をすぎた大行進東進は、南原、テフンを通り、ピョソン海水浴場で二 日目、23Kmの旅装を解いた。東進はピョソン海水浴場で二日目の夜を過ごし、 また城山浦に向かって、足取りを移す。 一方、二日続いた猛暑の中の強行軍で脱力と負傷が発生している。足のあちこ ちに包帯を巻いた参加者が眼につき、脱力でこれ以上歩けず支援車両に乗る 参加者も発生している。しかし行進団は「疲れても最後まで歩くことは絶対に 止められない」と決意を新たにしている。行進隊伍を離脱した参加者もすぐまた 隊伍に戻り、歩き始めた。 ▲江汀村守備海上チームが準備したカヤック体験 大行進に参加した韓国作家会議所属の作家たちは「苦しいが汗を流して歩くと いう体験がさらに貴重な慰めだ」と話した。彼らはまた「今回の大行進が作家 として、江汀に連帯できなかったという負担感を減らす契機になった」と述べ 「これから作品を通じ、江汀の問題と生命平和の価値を伝える計画もある」と 話した。 二日目の日程を終えた大行進団は4日、平和コンサートが開かれる済州道のタプ ドンまで行進を続ける。4日の晩、タプドンで予定されている平和コンサートに は、放送関係者のキム・ミファ氏と歌手トゥルグッカ、アン・チファン、サイ バンドなどが出演する。ソウルで『平和クルーズ』に乗って訪問する市民も少 なくないと予想されている。大行進団は、デモ行進中に会った人々に宣伝ビラ を配り、バス停留場ごとに平和コンサートのビラを貼って済州道民の参加と 関心を促している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-08-01 03:27:32 / Last modified on 2012-08-01 03:27:43 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |