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竜山惨事、永久障害負傷者の裁判再開で議論

3年間、事実上監獄生活...朴元淳市長「二つの扉」の観覧後に釈放嘆願書を作成

ソン・ジフン記者 2012.07.02 12:59

竜山惨事の時、櫓から落ちて永久障害と判定されたチ某氏など2人の控訴審裁判 が7月10日に再開される。1審で裁判所は、治療が必要な負傷者に対し、病院の 治療が終るまで裁判を延期すると決定したが、最近、裁判の進行に無理がない 判断し、今月10日に裁判を再開すると知らせた。

しかし負傷者と『竜山惨事真相究明と再開発制度改善委員会(以下真相究明委)』 は、彼らの負傷は深刻で、裁判後にまた収監生活ができる健康状態ではないと し、控訴審の再開を遅らせるよう要求する嘆願書を集めている。

真相究明委のイ・ウォノ事務局長は、「負傷者は二人とも永久障害と判定され、 10回を越える手術を繰り返して健康状態が悪く、長い収監生活に耐えられる状 態ではない」と伝えた。彼は続いて「惨事直後よりずいぶん健康は回復したの は事実だが、相変らずさらに手術しなければならないばかりか、当時の記憶に より強い精神的な衝撃を受け、精神的治療が必要だという医者の所見もある」 と明らかにした。

イ事務局長はまた「すでに3年経っても病院で監獄のような生活をしてきた彼ら に、また裁判と収監生活を強要することはできない」と伝えた。真相究明委は 負傷者たちが原審で現在収監中の拘束者と同じ刑量を宣告され、控訴したため、 裁判が再開されれば裁判開始と宣告、結審は早いと見通している。

真相究明委は拘束されている撤去民が赦免された後、(チ某氏など2人の)控訴審 を延期する嘆願書を提出すると同時に、拘束された収監者の釈放と赦免を要求 する嘆願書を準備中だ。イ事務局長は「現在拘束されている収監者が刑を終え て負傷者が収監されれば、彼らもすべての刑を終える前例になる」と話した。

現在、真相究明委は真相究明委のホームページと各社会団体等で、オンライン とオフラインを通じて、裁判所に裁判の延期を要請する嘆願書と拘束者の釈放・ 赦免を要求する嘆願を集めている。土曜夜現在、300枚余りの嘆願書が集まった と伝えられた。

一方、竜山惨事の真相を描いたドキュメンタリー映画『二つの扉』が独立映画 では例がない興行記録を打ち立て、竜山惨事に対する社会的な再認識と 真相究明要求の声が高まっている。

先週末には朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長も映画を観覧し「再びソウル で強制撤去は絶対にさせない」と発言した。政界でも竜山惨事の葬儀後、対応 は消極的だったが、鄭東泳(チョン・ドンヨン)民主統合党チョン議員とムン・ ソングン民主統合党前代表代行などの有力者たちが映画を観覧して拘束者赦免 と国政調査の施行などに言及し、比較的積極的な姿勢を取っている。

▲控訴審延期嘆願書作成中の朴元淳市長[出処:二つの扉配給委員会ツイッター(@2doors)]

イ・ウォノ事務局長は「映画によってできたこの糸口、新しい世論を拘束者の 赦免と控訴審延期を実現する新しい運動に発展できるように努力している」と 伝えた。

真相究明委は7月4日の水曜に竜山惨事当時に警察庁長官だった金碩基(キム・ソッキ) 前警察庁長官の市民告発を知らせる記者会見を開く。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-07-03 01:12:28 / Last modified on 2012-07-03 01:12:32 Copyright: Default

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