韓国:現代車蔚山非正規職支会長インタビュー | |
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「現代車非正規職、急いで労組体系を立て直す」[インタビュー]4日に当選したパク・ヒョンジェ現代車蔚山非正規職支会長
カン・ジョンジュ(金属労組) 2012.04.05 17:21
「すべての非正規職を正規職に」 4月4日、蔚山の現代車非正規職支会はこの戦いを導く支会の執行部選出を終えた。 昨年2月、前執行部総辞職から1年2か月ぶりに労組体系を正常化したわけだ。 長い間の空白があっただけに、また戦う非正規労働者の期待も大きい。 投票者の95%という圧倒的な賛成率がこれを反証する。 この日当選したパク・ヒョンジェ支会長は「現場はとても崩れ、苦しむ組合員 が多い」とし「支会組合員をさらに拡大し、非正規労働者を集める」と強調した。 そしてパク支会長は「労働組合体系を早く整備して、戦いを準備する」と約束した。 以下は4日夜、パク・ヒョンジェ新支会長との電話インタビュー全文だ。 ▲4月4日当選した現代車蔚山非正規職支会の新役員。左からパク・ヒョンジェ支会長、チョン・ウイボン事務長、カン・ソンヨン主席副支会長[出処:蔚山労働ニュース] 2011年2月の前執行部総辞職から1年ぶりに新しく執行部が組まれた。当選の所感は? 気持ちが重い。これまで支会執行部空白状況で現場での動きはとても減った。 そんな中で、大規模な懲戒が強行された。支会の幹部は拘束も決意しなければ ならず、多くの人が立ち上がれない状況だった。崩れた現場をまた立て直し、 正常化するために早く支会体系と、現場活動体系を作る。 選挙運動の間、非正規労働者と会って感じた点は? 現場の組合員はとても苦しんでいる。活発に活動できない状況へのいらだちだ。 現場を回って会った組合員は、はやく懇談会をしようとも要求した。新執行部 の考えは『現場で生きよう』だ。組合員と対話し、共に悩み、戦いを作る。 新執行部発足直後、一番先に解決すべき課題は? 不法派遣判定の後に、会社は各工程を外注化する作業を進め、まだ進行中だ。 これに迅速に動いて対応して戦う。また現場疎通と闘争力をつけるために至急、 支会代議員選挙を行い、労組体系をたてる。そして現在千人ほどの組合員がい るが、また現場を大規模に組織して、現場ストライキを準備する。解雇者の 生計の困難もあるが、彼らがこの過程で役割を果たせるように計画をたてる。 今後の正規職化闘争の目標は? 2010年の占拠闘争で支会は8項目の要求を決めた。多くの人がその闘争で解雇さ れ、拘束され、懲戒されたが、困難な中で守った要求なので、その要求に基づ いて闘争をする。何よりも最大の目標は、非正規職全員の正規職化だ。 正規職労働者と共同闘争をどう作るかが重要な課題か? 非正規職は単に当事者だけの問題ではない。実際、現代車蔚山工場にも正規職 労働者の息子、弟、甥が非正規職というケースが多い。法的にもすでに不法派遣 の判決まで出た以上、もうこの問題を放置したくない。同じ労働者、一つの 労働者という気持ちで共に戦ってくれると期待する。 金属労組組合員に一言? われわれは全員正規職化という目標を貫徹するために一生懸命に闘う。現代車 非正規職の正規職化は、単にこの工場の中で終わる問題ではなく、大韓民国の 非正規職に多くの影響を与えるだろう。全国の金属労組組合員の多くの支持と 連帯を望む。私たちの支会は先頭で熱心に戦う。(提携=金属労働者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-04-06 17:31:31 / Last modified on 2012-04-06 17:31:37 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |