江汀村で衝突続く...「不法構造物を警察が守った」

　　海軍基地白紙化全国市民行動に約400人参加、江汀埠頭までデモ行進...

3月10日午後3時、海軍済州基地事業団正門の前で、江汀村住民と平和活動家、 そして週末をむかえ、江汀を訪れた市民400人余りが第8次全国市民行動イベント を開催した。

▲参加者が文化祭を進めている。

彼らは一時間ほど文化祭を行い、4時から江汀入り江までデモ行進を続けた。 カン・ドンギュン江汀村会長と参加者の一部は江汀入り江北側埠頭に向かい、 あとの参加者は南埠頭に向かった。北埠頭はクロムビ岩と近く、カヤックを 載せられるレジャー装備施設があり、これまで警察が統制していた。

▲デモ行進を始めた参加者

▲江汀入り江に到着した参加者

北埠頭に到着した参加者は、鉄条網と鉄条網の後で待機している警察兵力と会った。 カン・ドンギュン会長は「もう二回、西帰浦市がこの鉄条網は不法構造物だから 撤去しろといったのに、まだ海軍は撤去もせず、警察は不法構造物を警備している ようなもの」と糾弾した。

10分ほど鉄条網をはさんで対峙し、あらかじめ準備した黄色いリボンを鉄条網に 縛った参加者は、鉄条網をあげて埠頭の中に入ろうとした。シン・ヨンイン江汀村 顧問弁護士は「不法構造物であり、厳格に移動権が認められるべき所だ。 通ってもいい」と他の参加者に話し、参加者のうち約20人が鉄条網を越え、 北埠頭に進入した。この過程で一部の参加者は警察が進入を防ごうとして怪我をした。