本文の先頭へ
韓国:チョンモク会法強行採決...「民主統合党はハンナラ党の第二中隊」
Home 検索

チョンモク会法、強行採決...「民主統合党はハンナラ党の第二中隊」

統合進歩党など「チョンモク会法通過糾弾、教師公務員政治基本権保障を」

ユン・ジヨン記者 2012.01.05 16:20

12月31日、国会法制司法委員会が別名『チョンモク会』法人政治資金法改正案 を奇襲的に通過させ、これを糾弾する声が高まっている。

国会法司委が通過させたチョンモク会法は、政治資金法31条2項の『何人も、 国内外の法人または団体に関する資金で政治資金を寄付できない』という条項の 『団体と関連した資金』を『団体の資金』に修正する法案だ。

もしこの法案が国会本会議を通れば、政治資金に関する処罰が『団体の資金』 とはっきりした時のみ可能で、企業の政治資金の通路が拡大する恐れがある。 企業が個人を通じ、政治資金ロビー活動をしても、企業の資金であると確認さ れなければ罰せられないからだ。またチョンモク会が団体所属会員を動員して、 立法ロビー名目で後援支援金を寄付した事件もこの改正案で処罰を避けられる。

事実上、チョンモク会法は昨年3月、国会行政安全委通過当時からチョンモク会 事件の責任逃れだと批判されてきた。当時、市民社会は国会が法司委の強行処理 の試みを阻止し、教師、公務員の政治的自由を含む政治資金法改正案を政治改革 特別委で全面再議論するよう要求した。

それでもハンナラ党と民主統合党は12月31日、予算案の混乱の中でチョンモク 会法を奇襲通過させ、市民社会をはじめとする労働界の反発が強まっている。

統合進歩党と民主労総などは5日午前、国会正論館で記者会見を行いチョンモク 会法の一方通過糾弾と教師、公務員政治基本権確保のための政治資金法改正を 要求した。

李正姫(イ・ジョンヒ)統合進歩党共同代表は「民主統合党が本会議で責任逃れ の修正案を出すというが、18代国会でハンナラ党が同意しないどんな修正案も 通過しなかったという事実をまた認識しなければならない」とし「民主統合党 が責任逃れの修正案を出し、10日の本会議で法案を処理すれば、その責任を問 う」と強調した。

チョン・ヒソン民主労総副委員長も「民主統合党はハンナラ党と共に、いつも 刷新を話すが、ハンナラ党の第二中隊の役割をしている」とし「本会議の強行 処理で民主統合党が第二中隊の役割をすれば、民主労総は民主統合党と闘って いく」と明らかにした。

教師公務員の政治的自由保障のための政治資金法改正が必要だという声も高い。 ヤン・ソンユン公務員労組委員長は「現在政府は政権維持の手段として、教師 公務員の政治的自由を奪い、脱政治化させている」とし「教師、公務員の政治 的自由を保障するのは韓国社会の民主的発展の一段階」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-01-05 23:38:07 / Last modified on 2012-01-05 23:38:09 Copyright: Default

関連記事キーワード



世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について