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狂的なG20広報、海外言論も皮肉

ブルームバーグ「韓国では7歳の子供にも経済の勉強」

ホン・ソンマン記者 2010.11.02 09:45

李明博政権が狂的に没入しているG20ソウル首脳会談開催に対する自画自賛式の 広報と国民動員式の対応に、海外のマスコミも皮肉な記事を出している。

ブルームバーグ通信は11月1日、韓国がG20狂風に捕われて、小さな子供にまで 貨幣についての宿題を出していると指摘した。

ブルームバーグはソウル市の職員は、通常業務から離れて道路清掃にでかけて、 7歳の子供に経済の勉強をさせるなど、市民総動員の様相を見せていると皮肉った。

また、首脳会談を歓迎するポスターが貼られたソウル都心部では映像広告看板 にオバマ米大統領と胡錦涛中国国家主席が11-12日訪問する時には、マナーに気 をつけるよう、1000万人のソウル市民に強く要求していると明らかにした。

一方、インターネットのポータルサイト、ネイバーが主催する子供ウェブサイ トでは、小学校4年生が書いた「韓国がG20首脳会議開催国に選ばれた時、涙が あふれて、胸の中で愛国歌が鳴り響いた」という文を掲示したと伝えた。また、 朝鮮日報子供新聞は26日付の紙面で外国為替市場と10月23日のG20財務長官中央 銀行総裁会議共同声明の内容を解説したと明らかにした。

ブルームバーグは、李明博大統領が国内で最大の建設会社を経営していた時の ニックネームが「ブルドーザー」だったとし、6月にカナダのトロントで開かれ たG20首脳会議の時のようなデモ事態を避けるために、ソウル首脳会談期間中に 6万人の警察と軍隊を配置したと紹介した。

ブルームバーグは「李明博大統領は10月18日のラジオ演説でG20首脳会談開催は 韓国が世界情勢の主役になる機会だと歓迎した」とし「TV広告では韓国が 1950-53年の朝鮮戦争による荒廃を克服、アジア4位の経済国家にまでなったこ とを祝う機会だと宣伝している」とG20の嵐が吹き荒れるソウルの姿を全世界に 打電した。

政府は11月10日から開かれるG20ソウル首脳会談をむかえ、映画祭、音楽祭など 各種の広報イベントとともにG20不法屋外広告看板設置など、違法、不法な広報 も行っており、物議をかもしてきた。また、市民に自動車のナンバー規制の施 行を始め、生ゴミ排出自制および踏切・横断歩道の秩序遵守も要求している。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-11-02 22:03:00 / Last modified on 2010-11-02 22:03:13 Copyright: Default

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