民主労総初の移住労働者代議員になったミシェル委員長
移住労働者も民主労総の意志決定に参加...ソウル本部所属1番代議員を配分
キム・ヨンウク記者 2010.10.06 10:44
10月5日に開かれた民主労総第50次代議員大会の1番代議員は誰か? フィリピン
移住労働者で、ソウル京仁移住労組のミッシェル委員長だ。ミッシェル委員長
は、民主労総で初めて移住労働者出身の代議員に選ばれ、民主労総の最高議決
機構の意志決定に参加した。

ミッシェル委員長が民主労総の代議員になったのは、民主労総ソウル本部が直
接加入労組で民主労総代議員を選ぶことにしたからだ。これによりミッシェル
委員長の任期は現イ・ジェウン ソウル本部長の任期の2月までだ。今回の代議
員大会の代議員番号1番から17番まで、ほとんどは各地域本部の本部長が代議員
リストに上がっていることを考えると異例だ。
ミッシェル委員長は、移住労働者が民主労総代議員になったということ自体に
意味があると評価した。ミッシェル委員長は「民主労総が移住労働者代議員を
認める意味は、差別をなくすステップになる」とし「移住労働者も民主労総の
意志決定過程に参加させるということは、移住労働者運動を信頼することだ。
満足だ」と明らかにした。
初めて会議に参加した感想は、「1号案件だった性暴力報告書採択の件は、事前
に案件を熟知しておらず難しかった」とし「2次加害者懲戒問題や除名問題、被
害者治癒などが充分でなかった。性暴力事件はこれからも起きるかもしれず、
予防の措置が不充分だった」と評価した。また「初めての参加で通訳が必要で、
案件の消化に忙しくて発言する機会は得られなかったが、代議員大会参加その
ものがうれしい」と話した。
原文(チャムセサン)
翻訳/文責:安田(ゆ)
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Created on 2010-10-07 08:42:25 / Last modified on 2010-10-07 08:42:30 Copyright:
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