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現代車労組幹部「使用者側に拉致された」

現代車南洋研究所転換配置問題で本社訪問闘争を予定していた時に発生

ユン・ジヨン記者 2010.09.15 17:04

現代車で労組幹部が拉致されて解放されるという事件が発生した。現代自動車 南洋研究所の現場組織である[南洋民闘委]によれば、使用者側が労組代議員 のL某氏を車両で拉致し、3時間ほど連れ回して解放した。

最近、南洋研究所は技術センター業務移管と転換配置について、労使協議会を 開いた。民闘委によれば、労使協議会で『業務および人員調整』案件が削除さ れ、使用者側が労組に組織変更と共に人員調整を一方的に通知したという。

▲転換配置問題で昼食集会をしている現代車南洋委員会労働者[出処:現代車南洋民闘委]

労組はこれは転換配置の問題なので一方的な変更はできないとし、9月13日から 出勤闘争と昼食闘争を始めた。結局代議員たちは15日に本社抗議訪問を計画し、 使用者側がこれを防ぐためにこの日の未明にL某代議員を車両で拉致したという 説明だ。

南洋民闘委によれば、チーム長とパート長が動員され、午前5時に代議員のアパー トの前に潜伏、車両で拉致した。拉致された代議員は西海大橋を渡り、忠清道 まで行って出勤時間に合わせて、やっと解放されたと伝えた。

南洋委員会労組の代議員たちはこの事件について社長室で抗議し、南洋民闘委 は責任者の処罰と法的対応を明らかにした。

一方、大法院の非正規職不法派遣があった後、現代自動車労組への圧迫は日ご とに強まっている。

最近、現代自動車蔚山では非正規職労組幹部を現代車警備隊がワゴン車にのせ て集団リンチを加え、全州では労組代議員を下請け業者幹部が暴行して包丁で 威嚇する事件が発生した。牙山では組合員4人の大量解雇と5人の停職処分があっ たし、セクハラ被害者に対して会社は名誉失墜を理由で人事委員会を開くとし、 問題になっている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-09-16 20:39:50 / Last modified on 2010-09-16 20:39:52 Copyright: Default

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