現代車、非正規職だけに苦痛

牙山工場社内下請、一方休業に続き労組幹部解雇

現代自動車牙山工場が非正規職労働者だけに早期退勤をさせ社内下請非正規労 働者だけに26、30、31日休業を発表した。

休業措置は、正規職労組幹部と代議員が代議員大会のために蔚山工場に行った 12月24日に行われた。金属労組現代車牙山社内下請支会は「会社は暇さえあれ ば非正規職労働者を経済危機という言い訳で生存の崖に追い込んでいる」と 怒った。

休業について労組は「合意どころか協議もせず、手続き上問題」と指摘した。 支会によれば、会社の管理者は現在、工場のラインを回り、非正規職労働者に 個別に休業を通知しているという。

社内下請労組は「連休を借りた非正規職休業実施は非正規職の解雇を予告する もので、全職員出勤闘争を続ける」と立場を明らかにした。続いて情報誌で 「非正規職自らが気をつけなければ年末休暇が来年始めには非正規職への人員 整理の手順に行くのは明白」とし「息長く労働者が団結して、雇用と生存を守 ろう」と主張した。

社内下請支会のキム・ジニョン支会長は「正規職、非正規職が全く同じ工場で 同じ物を生産する同じ労働者なのに、会社は労働者間の対立を誘発させている」 と鬱憤をさく烈させた。

「休業措置とともに解雇もプレゼントした現代自動車」

休業措置と合わせて強行された社内下請支会チ某代議員の懲戒解雇措置も会社 の過度な措置だという主張されている。

チ氏は1月に社内下請業者のクァンジン企業廃業当時、雇用継承保障を主張し、 それに対して現代自動車元請は会社のイメージ失墜、業務妨害などでチ氏を告 訴、12月5日に2次公判の結果、法院はチ氏に200万ウォンの罰金刑を宣告した。

会社はこれを根拠に12月23日退勤15分前にチ氏を呼び「有罪判決時は懲戒解雇」 という就職規則をあげてチ氏に解雇を通知した。

これにチ氏は「今朝から出勤闘争をしていたが会社は業務妨害だ、働いても金 を払わないと言って写真を撮る行動を繰り返して困らせた。休業措置と絡んだ 解雇は私だけの問題ではなく非正規職すべてにやってくる近い未来だと思う」 として持続的な抗議闘争を繰り広げると伝えた。

民主労総大田忠南法律院のハ・テヒョン公認労務士は「『有罪時懲戒解雇』と いう就職規則はとても包括的だ。運転を間違えて罰金刑になっても解雇するの か? もし就業規則がそうなっていたとしても、勤労関係を継続できない重大な 理由でなければ懲戒解雇は不当だ」と伝えた。(チョン・ジェウン記者)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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