2003年10月11〜12日、不当廃業に抗議して来日闘争中の韓国シチズン労組は、日本の支援者（応援する会）の仲間とともに、シチズンの大時計のある新宿西口前で宣伝行動を展開した。2日間の宣伝行動には延べおよそ50名の支援者が参加、通行人にチラシを配布して韓国シチズン廃業の不当性と収監中の同志の釈放を訴えた。

"10月11-12日の宣伝行動のビデオ(Windows Media)":mms://media.cast.or.kr/labornetjp/2003/2003101112.wmv

この日の宣伝行動は、 本社側との交渉で9月26日の委員長の実刑判決という事態を防げなかったことに抗議し、 シチズン本社がある田無駅前で強力な宣伝行動が行われる予定だった。 しかしその後、本社側が正式な交渉に応じたことで、 事態の進展の可能性が見えてきたことから、強度の低い新宿での情宣に変更された。 しかし現在のところ「正式な交渉に応じろ」という韓国シチズン労組の 最初の要求が受け入れられたに過ぎず、交渉の行方は予断を許さない。 ぜひ「応援する会」に参加し、韓国シチズン労組の困難な闘いを支援してほしい。

なお、10日に新しくキムソンヒさん、パクキリョンさんの二名が到着し、また13日にはチョンスクヒさんが帰国する。 そのため、12日の情宣が終わった後、全統一レイキ分会で歓送迎会が開催された。 歓送迎会では、「厨房部長」パクスルレさんが朝から腕によりをかけて準備した 本場の韓国家庭料理が参加者に振る舞われた。

"歓送迎会のビデオ(Windows Media)":mms://media.cast.or.kr/labornetjp/2003/20031012cokparty.wmv