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家よりも路上の方が安全な家出青少年

大邱家出青少年に禁止のくびき

パク・チュンヨプ記者 2015.10.30 11:27

※取材源を保護するために仮名を使い、 取材場所は省略しました。

▲15日、大邱市内の夜道を家出青少年が歩いている。[出処:ニュースミン]

■禁止された生活、また追い出された カラオケの門を叩くのは四回目、今回は突破できそうだったのだが。 「ここは身分証も検査しないみたいですね?」 カラオケ部屋から出てきた20代の客が主人に文句を言った。 月曜の深夜12時頃、客がいなかった主人はわざと知らんふりをしようとしたが、舌打ちする。 「エイ、☓☓女が...」 夜と朝の間、繁華街からゴーストタウンに変わった大邱市内、 路上に追い出された人々が虚空に向かってののしる。 幽霊のように都市をさまよう彼らは家を出てきた青少年。 道端で互いに出あった女2人、男3人の一行だ。

面前で扉が閉められるたびに眉間にしわが寄る。 偽造身分証を一枚ずつ持っているが、あどけない顔は隠せない。 意見が分かれた。1.近くの小学校に行く、2.最後にもう一回、突破しよう。 いつも意見を言わないチェリン(16)がこの日はカラオケへと導いた。 小学校に行こうと言ったユンド(18)はもうひとつ眉間にシワをよせて後についていった。 午前1時、主人が目も合わさずに部屋を明ける。 客さんがいないので、文句を言う人もいない。

部屋に入るとすぐ、ポケットと膝かけに隠した焼酎を出す。 チェリンもポケットから青ブドウ味の焼酎を取り出す。 すぐに部屋がタバコの煙でいっぱいになる。 「なんでこんな良いものを吸わないの?」 チェリンが目を輝やかせながら尋ねる。 ユンドはいくつかタバコの輪を吹き出すと、やっと喉がひらくというようにマイクを持つ。 予約曲が灰皿のようにいっぱいになった。 つまみは酒ゲームだ。 罰則は服を脱ぐこと。 コン!コン!チル!パン! ワアッ!!

▲チェリン(左)は久しぶりに来たカラオケで楽しんだ[出処:ニュースミン]

綱渡りのように境界に立つ青少年
和やかな家はドラマの中だけ
「我が家」では暮らせない
深刻な家庭暴力・性暴行に露出

12日、初めて会った時、彼らはみんな警戒心でいっぱいだった。 ユンドとは違う少年たちはポケットボールやスリーボールを打つのに没頭して記者が見えないふりをして、チェリンとは違う少女たちは、電話やFaceBookをしていた。 一時間経った午後10時頃、どこかで酒を飲んで来たソンフン(18)が近付いてくる。 アルコールの臭いをぷんぷん漂わせながらも、目は開いていた。 「ウネのことは聞かないでください。 他のことは何でもお話ししますから、オシマイにしましょう」。 当時は誰か知らなかったウネ(18)は14日に知った。 最近、ある放送番組がウネを取材しようとしたが、ソンフンは記者は信じられないと言って断れといったという。

「私たちですか? 何があるんですか。 酒飲んで、タバコを吸って、カラオケに行って。 家には帰らずに。 アルバイトして、金がなければバイクに乗ってまたこれをやって」と何事もないかのように話しながら、拳で手のひらをたたく。 舌がまわらず聞き取りにくいが、ビリヤードをしていたユンドたち5人がもうそろそろカラオケに行こうとソンフンを引っぱる。 警戒するソンフンは記者を引き離そうとしたが席を空けた。 外を探してみると映画館トイレから出たところに座り込んでいる。 「あいつは酒を飲むといつもあんな調子です」。 聖訓のおかげで彼らは警戒を解いた。

彼らの中には何日も家を出る生活を繰り返す人もいて、 チェリンのように二度と家に帰らないつもりで出てきた人もいる。 14日、チェリンは家を出て9日目だ。

■繰り返される脱出...地獄のような家 チェリンが初めて家を出たのは15歳の時だ。 実の母がチェリンを殴りながら、家から出て行けといった。 もう回数で10回を越えた。 家と通りを出入りする生活を2年、お母さんはチェリンが家を出るたびに扉の暗証番号を変える。 お金や服を得る方法はない。 似た境遇の友人と寄り添わなければならなかった。 ボーイフレンドが偽造の身分証明を売ってくれ、行き場も見つけてくれた。 サウナやPC房を転々としているうちに少し健康も悪くなった。

離婚した時にお母さんについて行ったのが間違いだった。 整形手術をするという甘言にだまされた。 弟二人はお父さんについて行って、連絡もしない。 新しいお父さんはナイトクラブで働いている。 新しいお父さんのことを考えると、殴られて足の裏から血を出した記憶が一番最初に思い浮かぶ。 パウダーを塗って白い顔がゆがむ。 学校には親しい友人もいない。 離婚した後、転校したが、「イメージが良くなくて仲間に入れず、子供たちが裏切って行った」と。 給食室でも何も言わずにご飯だけ食べていた。 だがボーイフレンドのことを考えると顔がぱっと輝く。 チェリンにはボーイフレンドとただ川辺に座っている方が良い。 その次には道端でつきあった友人らだ。

「他の男たちはみな変態みたいだけど、あの子は違います。 変態の兄さんたちは何日かでキスしようとしてぎゅっと抱いて。 でもあの子はいたずらでモーテルに行こうといっても真顔になる。純粋です。 あの子と結婚したい。 あの子が別れようと言ったら私は死ぬでしょう。 初めて一度こわれた時、死のうとしたんです。」

お父さん話になると、横にいたウネも割り込む。 ウネにとって家族は「ドラマに出てくるだけの美しいもの」ではない。 記憶もない2歳、暮らしが苦しくて鬱病にかかったお母さんが施設に預けたと聞いた。 子供の時は施設でかわいがられて育ったが、一度他の施設に移り、その施設のお姉さんたちに何度も殴打された。 争いを続けながら、16歳になった2013年、一人で暮らしていた腹違いの姉と連絡がついて施設を出た。

■深刻な家庭暴力 腹違いの姉は施設の姉さんたちよりウネをひどく扱った。 姉に殴られ、アザができた学校に通い、口が切れても病院に行かせなかった。 結局、姉の家からも出てきた。

「いっそ外で寒くて空腹でいる方が良さそうで、とにかく家を出ました。 家そのものがほんとにいいかげんな家ですから。 16歳で初めて家出したのですが2週間ぐらい… 知り合いの家で寝たり、申し訳なくて撞球場やPC房の階段で寝たりもしました。」

ある日、ウネのボーイフレンドがラーメンを買おうと言ってコンビニに行った。 ボーイフレンドがレジを済ませず時間がかかっていたが、突然誰が後から頭をつかんだ。 腹違いの姉だった。 短かった初めての家出もそうして終わった。

その後、ウネは担任の先生の勧誘で家出青少年のための保護シェルターで生活するようになった。 それなりに暮らしていたが、7年間の刑務所での服役を終えた父が出所した。 出所した父はウネが1年ほどためていた生活保護100万ウォンを横取りした。 そして旅行に行こうと言ってウネを連れていった。 その旅行で父はウネに暴行を加え、そのことでまた警察署に収監された。

「ひどくありませんか? 誰のおかげで私がこんな暮らしをしているのか... 私も楽しく暮らしたくて、お父さんの絵も描いて待っていたのに。 警察署から出ればまた殴られるでしょう」

カラーコンタクトでも揺れる目つきは隠せない。 傷跡が残る口はかみしめた。 スファン(16)とソンフンがシェルター出入り禁止が解けたと言って連れていくと大騒ぎだ。 「ただここでつきあっている友だちと酒を飲んでタバコを吸っているほうがましです。 ああ、一緒にカラオケに行くのが一番楽しい。 それで終わりです。 お金がなくても節約して使って、化粧品は都合して使って、生活保護もシェルターと重複受給だと出てこないので大変ですが、 ウェディングのアルバイトもして、寿司屋でアルバイトもしています」

ウネもチェリンの例のように、家出少女の主な原因は家庭暴力だ。 「家出少女の空間利用および暴力被害実態(家出少女実態資料)」によれば、 彼女たちが最初に家出した年齢は13.8歳で、主に家庭暴力や暴言(63.8%)のために家出したことが明らかになった。 家出少女実態資料はソウル市が梨花女子大・韓国開発研究院などに依頼し、現在ソウル市・首都圏で居住する10代の少女218人を対象に深層調査した。

[出処:ニュースミン]

家庭暴力に苦しむ少年の場合、家を出た後、むしろ暴力を受けることが少ないことが明らかになった。 「家出すると少年が性売買や犯罪などの暴力を受ける」という憂慮とは違う。 実態調査資料によれば、青少年は家出前の暴力の経験に2.8点(非常にそうだ:5点、全く違う:1点)で答えたが、 家出後の暴力経験では1.8点と答えた。 性暴行経験の場合は家庭で(1.6点)と道路で(1.6点)の場合がほぼ同じであることが明らかになった。 実際に家出以後に犯罪にさらされるのも事実だが、家庭もそれに劣らず暴力的な空間になるということだ。 家庭から出たから「危機青少年」になるのではなく、「危機青少年」が家庭を出るのだ。

[出処:ニュースミン]

[出処:ニュースミン]

暴力から抜け出せない青少年
基本的衣食住の解決も難しく
「未成年者」なので賃金労働も困難
日雇い・短期アルバイト進展
犯罪に追いやられるのが現実だが
マスコミは「刺激的な報道」で一貫
政府・地方自治体の支援は「不足」
青少年の類型別支援なく
「タバコ代ほども上げない」

[出処:ニュースミン]

人々の喧騒が波打つ大邱市内、少しよく見ると、家出青少年らの「禁止された」生活が奥まったところに水垢のようにこびりついている。 多くの「禁止」にもかかわらず、彼らは繁華街を中心に酒場・カラオケ・タバコ、「入れる所」にいる。 親しいものどうしが群れになって、ポケットに入る程度の金を集め、彼らだけの文化を続けている。 独特だが続けるのは難しい消費的生活だ。 彼らは生活のため安定した労働が不可能なので、基本的な衣食住を解決する費用を得られない。 年齢と身分を偽ったり、勤労契約書が必要ない「一日・短期アルバイト」に追い込まれる。 持っているものは身ひとつだけの彼らは、容易に犯罪や性売買にさらされる。

「しなかったアルバイトはありません。 勤労契約書は書けないので、普通は日当制のアルバイトや短期アルバイト、土方もして、ウェディングアルバイト(サービス)や配達のアルバイトもして。 ある人がそんなウェディングのバイトをして食事をもらったと喜んでいたのに、ふふ、食事代が日当から引かれていました。 だからゴミ利益だと、ふふふ」(ユンド、18)

「身分証を作ればたいていのことはできます。 番号一つ売って差し上げましょうか? ふふ、私たちは悪いことは何でもします。 車に乗って、バイクに乗って、酒を飲んで、タバコを吸って、盗んで食べて。 車は兄貴を通じてレントすればいいし。 警察? どうせ私たちを捉えることはできません。 仕事は配達アルバイトやサービス、ガソリンスタンドのアルバイトもして。 面白くはありません。 それで遊んでいると、またお金がなくなって、また金を稼いで、そんな。」(スファン、16)

家出青少年にとっては単に「未成年者」だという理由で基本的人権である労働権をはじめ、医療、教育、生活、法律などのサービスが制限される。 基本的な衣食住の解決が難しい状況で、犯罪に流入するほかはない条件が揃う。 大邱市は家出青少年の特性上、正確な数は把握できないが、2015年に学校外の青少年の場合は8千人ほどと推定している。

警察に申告されて受付られた家出青少年(9〜18歳)の現況を見るだけでも、 2014年には全国で2万3605人だった。

■性売買強要が深刻 特に少女の場合、売春が有効な生計手段になる。 家出少女実態資料を見ると、回答者の18.3%が売春の経験があり、初めての売春経験年齢は平均14.9歳だった。 彼らとって主に「条件出会い(訳注:ネットなどを通じて互いに条件を決める売買春)」(85.0%)で生活費を用意する。 売春する理由として回答者らは「お金が必要だから」(66.7%)、「いい所がない」(46.2%)、腹がへった(28.2%)の順で複数応答した。 生活費のために年齢制限などの禁止により、不安定な賃金労働よりも危険だが稼ぎが良い売春を選択するのだ。

実際、所得出処別平均所得を見れば、一週間で一番高い平均所得を記録したのは居酒屋・ルームサロン(1百万ウォン)で、これに条件出会い(60万5千ウォン)が続いた。 ただし彼女らは居酒屋よりも条件出会いを選択する傾向がある。 条件出会いの間は身体に威嚇を加えられるなどの犯罪が起きても保護を受ける所がなくなる。

[出処:ニュースミン]

「ある日、当直だったとき、夜中にある青少年が訪ねてきて、何も言わずに泣きます。 性暴行されたというのですが... かけてやれる言葉もなく、ただ抱いてやって一緒に泣きました。 家出した青少年はファミリーを作ることがあるが、家出ファミリーの中でも外でも売春が強要されるのが現実なんです。 自分も持っていないから、するほかはありません。」(チョンジヨル24時間青少年WeeCafeチングランセンター長)

■青少年シェルター支援不足 青少年保護シェルターの場合、家出青少年の生活に必要な費用の一部を支援しているが、 施設の不足で定員を超える入所者を受け入れている場合もある。 また青少年の進路や相談などサービスを提供する余力はないのが実情だ。

大邱は固定型一時シェルター(1)、短期シェルター(2)、中長期シェルター(2)が運営されているが、 これらの施設を利用した人員は2014年に9220人(1日平均26人)から、2015年の1月〜9月には8817人(1日平均33人)と増加傾向にある。 固定型一時シェルターのウェカフェの場合、2015年2億ウォンほどの予算が、短期や中長期シェルターの場合、年間1億〜2億の予算が支援されている。 この支援金で人件費・運営費・事業費すべてを充当するのは難しく、青少年類型別の支援も難しい状況だ。 各機関の勤務者も労働強度に比べて少ない給与のために離職も多い。

シェルターそのものの限界もある。 両親や法律上の保護者がシェルター入所に同意しなければ入所できない点と、独自の規律もあり、適応できない青少年もいる点が上げられる。 それでもシェルターは家出青少年にとってぜひ必要な保護空間だ。 大邱のある青少年保護シェルターに入所中のキム・ソヨン(17)は、父親からの家庭暴力に苦しんだが、彼が望む進路に従わないという理由だった。 陸上選手だった彼は、ソヨンにも運動関連の進学を強要した。 オーディションを受けて歌手になりたかったソヨンは家を出てシェルターに入所した。

▲大邱のある青少年保護シェルター[出処:ニュースミン]

「お父さんとは話が通じません。 家族すべてがかかっても勝てません。 家庭暴力もあって、お父さんも運動をしないのなら出て行けといいました。 両親の同意で、ひとまずシェルターに入れたので幸いです。 ここは本当に良いです。 お小遣はまったく受けられないので私が稼がなければいけませんが、容易ではありません。 アルバイトも一日でクビになりました。 他のアルバイトを探していますが、この頃どこが青少年を受け入れてくれますか… 学校にも通わなければならず、シェルターの門限もあり。 時間が合えば年齢でひっかかり、年齢が合えば時間でひっかかります。 企画会社のオーディションに合格するのが目標ですが、歌の練習するのが難しいです。 カラオケはお金がかかって、道でやるわけにもいかず。 とにかく20歳なって、ソウルに行くつもりです。 そこで金を稼がなければ。 その前にお父さんを説得したり。 ああ、大変だ」

■皮相的な代案しか出さない政府 シェルター不足の問題解決が難しかった点以外にも、政府・地方自治体の役割は残念な思いをするのが実情だ。 警察は青少年の性売買摘発を青少年摘発中心に行い、 摘発された青少年や申告された家出青少年を発見すれば家庭に復帰をさせたり、関連団体に引き渡すだけで終わる。

大邱地方警察庁は8月から10月まで、チャットアプリなどを利用した摘発を通じ、 「家出青少年性売買事犯集中摘発」をしている。 この摘発で10月現在、取り締まられた件数は30余件に終わり、性購買者よりは家出青少年中心の摘発だった。 大邱地方警察庁の関係者は「スマートフォンのアプリ、チャットなどを活用して家出青少年を把握し、 家に送りかえしたり青少年機関に連係する方式で取り締まりをしている」と説明した 政府・地方自治体は「受け取った生活保護も取っていく所」(ウネ)、 「タバコ代を上げて、食事を抜く所」(チェリン)だ。 その上、市民団体では医療・生活支援などに努力しているが、資金と人員が不足しているのが問題だ。 彼らの問題を喚起すべきマスコミも、単発性・刺激的報道に終わる。

刺激的な報道と皮相的な代案を提示する傾向は、家出ファミリー文化に対する関心を始め、 青少年家出問題が提起された2000年代の初期からあまり変わっていない。 2001年に発表された論文「少女らの家出文化に関する現場技術指摘研究」(ミン・ガヨン)には 「家出ファミリー問題が単にからだを捨てる経験だという社会的烙印が付与されて、 性産業への流入や性暴力などのような結果的な危険だけが強調されてきた」とし 「既存の見方が一時的な代案につながり、少女たちの家出問題を解決するための根本的な解決策を作れなかった」と書かれている。

青少年保護シェルターで青少年を相手にする関係者は、 シェルターの拡充が必要なこともあるが、単に一時・短期・中長期など、家出時期別のシェルターではなく、 青少年の類型別の保護シェルターが必要だと指摘する。

大邱中長期青少年シェルターのイ・ヘリョン相談員は 「単にシェルターをたくさん運営するだけでは解決しない。 類型別シェルターが必要だ」とし 「青少年も部類と個人特性が違うので、管理と接近も変えなければならない。 雇用教育が必要なこともあり、学業に集中しなければならない場合もある。 今はセンターで多様なケースに合わせてできるだけ教育や登録金などの支援をしているが、 人員も運営費もすべて不足しているのが現実」と話した。 一方、大邱市は移動型シェルター1か所を拡充した以外には、シェルター拡充や予算追加編成に対する計画はない状況だ。

チョン・ジヨルセンター長は 「安定して学校にも通えないので、休学や退学につながり、結局は家出ファミリー生活をしたり、習慣的な家出を続けるほかはない。 その日暮らしのような人生」とし 「イジメや暴力にさらされ、自殺する恐れがあったり怒り調節障害、精神分裂症状などになる青少年もいる。 とても危険な状態だ」と話した。

続いて「家出した青少年の場合、基本的な衣食住が解決されなければならなず、 検定試験、オルタナティブ・スクールなどの学業支援も必要だ」とし 「青少年自らが金を稼げれば良いが、すでに消費的文化が定着した状態を解決しなければ無意味なこともある。 経済教育や相談、必要な機関連係など、多角的な接近が必要だ」と説明した。

■チェリンはどこにいるんですか? 取材を終了した10月中旬、FaceBookのチェリンのIDで消えたチェリンを探しているという文が書き込まれていた。 チェリンはSIMなしスマホを使うので連絡が難しい。 死んだ男友達に会うため亀尾市に行ったのかもしれない。 家に帰ったのかもしれない。 どこかをさ迷っているかもしれない。 チェリンに必要なものは何だろうか。 いい加減な返事と無関心の関心は、チェリンにとって今まで何の役にも立たなかった。

[出処:ニュースミン]

付記
パク・チュンヨプ記者はニュースミンの記者です。この記事はニュースミンにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2015-11-08 22:46:22 / Last modified on 2015-11-08 22:46:23 Copyright: Default

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