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韓国:「性暴力事件の解決を無視する公州市長は資格がない」
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「性暴力事件の解決を無視する公州市長は資格がない」

イ・ジュンウォン公州市長、面談を拒否...被害者保護措置もなく

チョン・ジェウン記者 2011.01.05 21:20

忠南道公州市庁の幹部公務員、A係長による女性公務員性暴力事件から3か月が たつが、公州市次元での職場内性暴力事件解決の努力が見られず、イ・ジュン ウォン公州市長に対する批判が強まっている。

『公州市庁性暴力事件解決のための共同対策委(以下共対委)』は「性暴力事件 の解決を無視するイ・ジュンウォン市長は、歴史と教育の都市公州市の首長と しての資格がない」とし「忠南道庁と女性家族部そして国家人権委員会提訴な ど、私たちができる全てを動員し、性暴力事件を解決する」と宣言した。

12月13日から3週間行ってきた公州市庁前の1人デモ中断と共に「性暴力事件を 解決する意志も能力もないことを宣言した公州市に、もう対話を要求しない」 とし、公州市長への強い不満を示した。

[出処:全国公務員労組忠南本部]

共対委はこれまで性暴力事件の『正しくて早い解決』のために、△被害者保護、 △加害者職位解除および重懲戒、△性暴力事件発生責任を痛感する公州市長立 場発表、△再発防止対策樹立を要求し、公州市長との面談を要請した。また、 公州市長との面談と性暴力事件の解決を要求する1人デモをして、毎週1回公州 市に面談を要請する文書を発送してきた。

しかし公州市は共対委との面談を拒否し続けた。キム・ジンギュ(全国公務員労 組忠南本部事務次長)共対委執行幹事によれば、「公州市長は『外部団体』とは いつも理由がないと言って面談を拒否した。1人デモをしながら面談を要請して も、公州市長は『法的判決があるまで加害者と被害者を認められない』として 面談を数回にわたり拒否した。公州市の態度は性暴力事件を解決する意志も能 力もないことを表わした」と指摘した。

また、「関連規定により、被害者は事件発生直後に直属上官に被害事実を知ら せ助けを要請した。週末連休が終わり公州市人事担当と監査担当に被害事実を 知らせた。しかし公州市は該当法と女性家族部、国家人権委員会が規定するよ うに女性政策関連部はすぐに被害者保護措置を、人事担当部からは事件の迅速 な調査と監査要求、監査部署は関連事件に対する監査と懲戒手続き施行などを 実施しなければならないが、公州市はどれ一つしなかった」と批判した。

公州市女性政策部の担当者は現在事件が検察に送検され捜査中だとし、「法的 な判決があれば今後どうするのかが決まる」と伝えた。面談拒否には、「まだ 事件が進行なので話せない」と短く答えた。

被害者保護措置についても加害者を被害者から隔離せず、被害者が部処を移動 し、加害者はむしろ同じ職責で同じ仕事をしていることが明らかになった。公 州市の担当者は「加害者には措置がなかった」とし、被害者の人事異動につい て「被害者が人事担当者に要求したと理解している」と話した。

しかし共対委によれば、被害者はやむをえず部処移動を要求したという。共対 委は「性暴力事件が広がり、被害者が1月半ほど病暇申請を出した。しかしその 期間に性暴力事件が解決せず、加害者への何の措置もなく、苦しんだ被害者が やむを得ず部処移動を要求し、先月18日から業務に復帰した」と伝えた。

また、共対委は2、3次加害行為が行われ、被害者が苦痛を訴えていると伝えた。 共対委は「公州市はむしろ加害者の立場で司法府の判断があるまでは加害者と 被害者を認められないという言葉で事件発生から3か月がたつ女性被害者を積極 的、組織的に2次、3次加害を行っている。公州市長はセクハラを予防して両性 平等文化を実現する責任者だ。法判断の前に市長はその責務を果たさなければ ならない。責任を全うすることが出来ない公州市長は、自身の誤りを隠すため に別の誤り(加害者擁護)を行っている」と批判した。

今回の事件は去る9月24日、会食の席でカラオケに移動しているとき、加害者の A係長が被害者を強制醜行した事件だ。同月26日に公州警察署に告訴、29日検察 に送検されて、捜査が進行中だ。

被害者は加害者の法的処罰、公州市次元の再発防止樹立、本人保護および労働 権保障などを要求している。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-01-06 20:07:39 / Last modified on 2011-01-06 20:07:40 Copyright: Default

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