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韓国:全障連のパク・キョンソク代表、2日に出所
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全障連のパク・キョンソク代表、2日に出所

ハンストなどで体調悪化…出所直後に病院に移動

ハ・グムチョル記者 2014.04.02 16:45

▲障害者運動に対する罰金弾圧に抗議しながら、自主的に労役を決めた全障連パク・キョンソク代表が2日に出所した。[出処:ビーマイナー]

障害者運動に対する罰金弾圧に抗議し、自主的に労役収監された全国障害者差別撤廃連帯(以下 全障連)のパク・キョンソク常任共同代表が4月2日正午に出所した。

全障連関係者は4月2日午前、朴代表と面会し、脊髄障害者の朴代表にはこれ以上収監生活を続けるのは難しいと判断し、残った罰金を払って出所することを説得したと伝えた。

朴代表は3月29日、ソウル拘置所に収監された後、活動補助人がつかず便宜施設が何もない環境の中で多くの困難を経験した。 そのため彼は4月1日まで断食で抗議した。

ソウル拘置所側は、国家人権委員会の緊急調査以後、4月1日晩に拘置所長が直接謝罪し、朴代表に活動補助人と別途の寝具類を提供するなどの便宜を提供した。 しかし全障連側は、糖尿と床擦れなどで苦しむ朴代表は、これ以上の収監生活を続けるのは難しいと見て、出所を説得した。

朴代表は「自主的に労役するという知らせを聞いて多くの方が心配して下さったし、募金もして下さった」とし 「意を集めてくれたすべての方らに感謝し、今後も罰金弾圧に屈することなく正面から闘う」と伝えた。

朴代表は出所直後、ソウルのある内科に移動して検診を受けている。

検察は2012年に故キム・ジュヨン活動家の路祭で車線に違反するなど不法行為をしたという理由で、朴代表をはじめとする活動家18人に1535万ウォンの罰金刑が課された。 そのため朴代表は自主労役を決め、3月29日からソウル拘置所に収監された。

司法府は2010年から今まで障害者運動活動家90人に課した罰金は合計6845万ウォンに達する。

付記
ハ・グムチョル記者はビーマイナーの記者です。この記事はビーマイナーにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-04-03 16:44:40 / Last modified on 2014-04-03 16:44:41 Copyright: Default

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