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韓国:就任100日を前にして洪準杓が晋州医療院で袋叩き
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就任100日を前にして洪準杓が晋州医療院で袋叩き

訪問したこともなく廃業...25日に陳永長官と会見

ユン・ジヨン記者 2013.03.25 16:30

3月29日で就任100日目になる洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶南道知事が、「晋州 医療院」の閉鎖で世論の袋叩きにされている。民主統合党はこの日、記者会見 を行い、洪準杓知事が公共医療の基盤を揺さぶっていると批判し、労働界と市 民社会も彼の独断的決定を糾弾した。

国会常任委保健福祉委員会に所属する金容益(キム・ヨンイク)、李穆熙(イ・モッキ)、 梁承晁(ヤン・スンジョ)などの民主統合党議員は3月25日、慶南道庁ブリーフィング ルームで記者会見を行い、晋州医療院の廃業決定撤回を要求した。

[出処:保健医療労組]

彼らは「洪準杓慶南道知事の晋州医療院の独断的な廃業決定がわが国民の健康 に責任がある国家の約束としての公共医療の基盤を揺さぶっている」と批判した。

続いて「洪準杓知事は晋州医療院に入院している臨終直前の患者、ほとんど動 くことができない老人療養患者、保護者がいない患者を病床から出て行くこと を勧め、正常な病院を廃業させようとしている」とし「地方医療院の赤字は、 国民に医療サービスを提供するために発生したもので、唯一晋州医療院だけが 赤字を理由で廃業する理由はない」と声を高めた。

また、議員は慶尚南道と洪準杓知事、政府側に、△慶南道民の健康を威嚇して 国家公共医療体系を破壊しようとする洪準杓知事は直ちに晋州医療院廃業決定 を撤回すること、△洪準杓知事は晋州医療院経営正常化方案を作り、関係当事 者と協議にすること、△洪準杓道知事の極悪非道な決定に沈黙を続ける朴槿恵 政権とセヌリ党は、晋州医療院廃業決定撤回に動くよう要求した。

就任から今まで、洪準杓知事は一回も晋州医療院を訪問せず、一方的に廃業を 宣言したにも批判があがっている。特に、25日、洪準杓知事が陣営保健福祉部 長官と会見する予定と伝えられると保健医療労組は「洪準杓知事が保健福祉部 長官と会談した後、すぐ晋州医療院を直接訪問して患者と職員に会い虚心胆慨 に対話をしなければならない」と要求した。

保健医療労組は声明書を通じ「洪準杓慶南道知事は12月19日に道知事に当選し た後、慶尚南道の地域地域拠点の公共病院役を果たしている晋州医療院を一回 も訪問していない」とし「派遣公務員のでたらめな報告に基づいて晋州医療院 の廃業を強行すれば、取り返しがつかない誤りをすることになる」と警告した。

また「今日の洪準杓知事と陣営保健福祉部長官の会見が、晋州医療院の廃業を 正当化したり廃業の不可避性を強弁する場ではなく、わが国の地域拠点公共病院 の育成発展のために、保健福祉部と地方自治体がどう協力するのか真剣な対話を する場になることを希望する」と明らかにした。

参与連帯も25日、声明を発表して「晋州医療院の廃業は社会基盤施設を壊し、 道民の基本権を侵害する略奪的行為」とし「洪準杓知事は晋州医療院廃業の試 みを直ちに中断し、正常化に努力しろ」と主張した。

続いて「保健福祉部も、晋州医療院廃業を防ぐために努力する責任があり、こ うした事態を再発させないように地域拠点公共病院など公共医療施設に対する 予算支援などの正常化方案を講じろ」とし「福祉部が引続き晋州医療院の廃業 に沈黙すれば、国民健康権を無視したという非難を免れない」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-03-26 03:09:23 / Last modified on 2013-03-26 03:09:24 Copyright: Default

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