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韓国:保健医療産別交渉難航
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保健医療産別交渉難航、労組「次期交渉を見て争議調整申請」

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年05月30日16時07分

6次まで保健医療労組の産別交渉が進められているが、使用側は労組側が提示 した産別交渉要求案に対する審議を「露骨に拒否している」という労組側の 反発が続いている。

保健医療労組によれば、5月29日に開かれた6次産別交渉で労組が「要求案を扱 おう」と強く要求したのに対し、使用側が労務士認定問題を理由として集団で 退場した。これは、5次交渉に続いて再度発生した状況だ。この日の交渉には 労組側からホン・ミョンオク保健医療労組委員長をはじめとする役員および 本部長級代表者が全員参加したが、参加した医院長は3人に過ぎず、大多数は 行政責任者であった。これに対して保健医療労組は「参席者の現況から 無誠意な交渉態度がそのままあらわれた」と批判した。

保健医療労組は6次産別交渉で「7月1日から施行される非正規法で起きる現場 の混乱が非常に大きいので、非正規職の正規職化などの積極的な対策作りと医 療法など、医療労使政委で扱うべき医療政策の懸案が山積している」と要求案 の審議を要求した。

使用側の不誠実な交渉態度により保健医療労使の葛藤は強まっている。6月8日、 保健医療労組は奨忠体育館で総力闘争決意大会と代議員大会を開く予定だ。 保健医療労組は「次期交渉の結果を見て、産別争議調整を申請するかどうかを 決める」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-05-31 03:01:44 / Last modified on 2007-05-31 03:01:44 Copyright: Default

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