韓国:晋州医療院を廃業した洪準杓道知事が告発される | |
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晋州医療院を廃業した洪準杓道知事が告発される労組「職権乱用、労組法違反、名誉毀損」を主張...8〜9日「生命バス」出発
チョン・ジェウン記者 2013.06.07 13:21
保健医療労組は、洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶南道知事、ユン・ソンヘ慶尚南道福祉保健局長、パク・クォンボム晋州医療院長職務代行など3人を職権乱用、労組法違反、虚偽事実による名誉毀損容疑で昌原地方検察庁に6月7日に告発したと発表した。 労組は告発状で「地方医療院法および条例の立法趣旨上、地方医療院の休業と 廃業は道議会には承認の権限しかなく、決定する権限がない洪準杓、ユン・ソ ンヘ、パク・クォンボムが晋州医療院休業と廃業を決めた後、晋州医療院理事会 の構成員が理事に書面決議に署名させたのは、職権を乱用した犯罪行為」と指摘した。 また「患者と保護者の意思に反して公務員が転院を強要する行為、入院患者が いるのに医薬品の供給を切り、診療の義務を果たせなくした行為は医療法上の 診療拒否の犯罪行為であり、職権乱用」と指摘した。 労組は洪準杓道知事たちがこれまで晋州医療院は「強硬労組の解放区」として 晋州医療院を廃業するしかないといった一連の発言について「労働組合活動に 支配、介入した行為で、不当労働行為であり、虚偽事実の流布による名誉毀損」 と主張した。 特に洪準杓道知事が「公企業も強硬労組が占領して乱暴すれば廃業をするしか ないことを見せる必要がある」という発言に対し「憲法が保障する労働組合の 設立と活動を否定する反憲法的で反法治主義な発言だ」と批判した。 [出処:民主労総労働と世界ピョン・ベクソン記者] [出処:民主労総労働と世界ピョン・ベクソン記者] 労組晋州医療院支部も、晋州医療院前管理課長ユン某氏を業務上横領および背任 の容疑で6月10日に昌原中部警察署に告発する予定だ。 支部は「ユン氏は、2001年2月16日から2013年4月30日までの12年2か月の間、 晋州医療院の経営計画と実務、人事、資材物品、財務会計、施設運営、葬儀場 運営、安全管理の業務を総括指揮、監督してきた」とし「晋州医療院の不良管理 運営の責任者で、不正・腐敗疑惑の当事者」と明らかにした。 その根拠として支部は、△定款規定に違反して事務職員11人を追加採用し、年 報酬3億6千万ウォンを追加支出、△葬儀場運営電算プログラムを導入せず遺族 から現金で葬儀費を受け取る手法で2000万ウォン横領など、16項目の違法行為 を公開した。 一方、晋州医療院を守り、公共医療を守る生命バスが6月8日に全国各地を出発 する。生命バスの参加者は8日の午後2時から9日の午前10時30分まで晋州医療院 前の広場で「金より命 文化祭」、「晋州医療院守備隊生命テント村作り」の 行使を行う。 この日のイベントでは、晋州医療院に残っている患者2人に対して、慶尚南道が 一日52万ウォンの損害賠償請求訴訟を進めることに関連して、「晋州医療院に 残っている患者は、国民が守ります」という趣旨で国民募金運動も行う。 洪準杓道知事は5月29日の晋州医療院廃業発表後、70人の労組組合員を全員解雇 した。また、患者に一日あたり52万ウォンの損害賠償請求、労組組合員に一日 あたり50万ウォンの損害賠償請求訴訟を提起した。 パク・ソギョン晋州医療院支部長は「慶尚南道は、晋州医療院に一日約70人の 公務員と約100人の警察兵力を動員し、出入を監視、統制している」とし「晋州 医療院解散条例案を強行通過させるために、慶尚南道議員を対象として集中的 にロビー活動をするなど、患者と組合員を追い出して晋州医療院を解散、売却 する稚拙で不当なあらゆる手段方法を動員している」と批判した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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