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韓国:晋州医療院廃業、福祉部も引き止め
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晋州医療院廃業、福祉部も引き止め…労組「集中闘争」

民主労総、4月「晋州医療院廃業撤回」全国大会開催

ユン・ジヨン記者 2013.03.27 17:25

保健医療労組が3月27日、晋州医療院廃業撤回を要求して集中闘争に突入した。民主労総も26日に中央執行委員会を開き、晋州医療院廃業撤回のための全組合員闘争を決議した。

3月27日は、慶尚南道が晋州医療院廃業の手順として上程した条例改正案の立法 予告が終わる日だ。労組側はこの日を起点として晋州医療院事態は分岐点をむ かえると予想し、集中闘争および決意大会などを通じ闘争の強度を高めていく 計画だ。

保健医療労組、27日集中闘争...民主労総4月に全国大会開催

保健医療労組は27日午後2時、昌原市庁の近くで2次集中闘争を開き、晋州 医療院の廃業を強行する洪準杓(ホン・ジュンピョ)慶南道知事を糾弾した。 これに先立ち、晋州医療院組合員25人が集団断髪式を行った。

[出処:ツイッター@dlrkqgh]

労組側は「洪準杓知事は立法予告日までずっと廃業のための欺瞞的な休業措置、 患者の人権を蹂躙する強制退院措置、患者全員措置、意思解約通知など、道民 の民意を裏切る独断的な行政執行を繰り返していた」と批判した。

27日は慶尚南道の条例立法予告についての意見受付が締め切られる日で、保健 医療労組はこの日、2万人の意見書を慶南道庁に渡した。労組は14日にも4500人 の意見書を渡した。

慶尚南道は今後、4月頃に慶尚南道議会臨時会で「慶尚南道医療院の設立および 運営に関する条例」の改正案処理を強行する予定だ。だが現在、民主統合党が 国会に地方医療院法改正案を発議しており、条例の改正案と法改正案をめぐる 綱引きはさらに激しくなる展望だ。地方医療院法改正案は、地方医療院が廃業 するには保健福祉部長官の承認を受けなければならないというのが骨子で、法 改正が通過すると洪準杓知事の廃業強行に制約をかけるきっかけになる可能性 がある。

労組はこの日、昌原のチョンウ商街から慶南道庁の前までデモ行進を行って、 慶南道庁の前で「2次保健医療労組総力闘争決意大会」を開いた。これに先立ち 組合員たちは、晋州医療院廃業正常化と公共医療死守のための大規模断髪式を 行い、無期限ハンストに突入した。

民主労総も26日、中執会議で「晋州医療院廃業決定撤回と公共医療を死守する ために、民主労総全組合員が共に戦う」と決議し、4月13日と18日、全国労働者 大会と民主労総決意大会を開くことにした。また保健医療労組は4月6日、晋州 医療院を守るための2次希望歩き大会を開く予定だ。

保健福祉部、「晋州医療院の廃業は慎重に」

保健福祉部も、慶尚南道に晋州医療院廃業に慎重にすべきという立場を伝えた。 金容益(キム・ヨンイク)民主統合党議員によれば、保健福祉部は3月20日と26日 の二回にわたり、保健福祉部に文書を渡したと知らされた。

保健福祉部は26日、文書で「地域住民の十分な意見収斂を経て、慎重に進めな ければならない」とし「廃業決定に先立ち、経営不良、公益性不足、医療供給 過剰などの諸般の問題を医療院や職員、道民の意見を集約し、公論化の過程を 経て正常化する方案がないのかという議論の手順を踏むのが望ましい」という 意見を伝えた。

また現在行われている患者の退院と転院の強要、医薬品供給の中断、医師辞職 の強要行為についても反対の立場を明確にした。福祉部は「たとえ休業や廃業 を進めるとしても、たった1人でも患者が残っていれば、医療院は最後まで患者 への診療責任を全うしなければならない」とし「いかなる場合も診療の空白や 患者の安全問題を起こしてはいけない」と釘を刺した。

また「地方医療院が地域医療安全網の機能を果たせるように必要な支援は強化 し、医療院別経営改善履行の実績を評価、モニターして、支援に反映するなど、 機関としての責任を尽くす」と明らかにした。

福祉部のこうした動きに対して保健医療労組は歓迎する立場だ。労組は「保健 福祉部が責任ある立場を明らかにしたことを歓迎する」とし「慶尚南道が中央 政府によるこうした要請を積極的に受け入れて晋州医療院廃業を撤回し、晋州 医療院の経営改善計画履行を含む晋州医療院正常化のための合理的な方案を 検討するべきだ」と強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-03-27 23:06:05 / Last modified on 2013-03-27 23:06:05 Copyright: Default

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